2017年02月10日

【おしらせ】かんじきde雪上散歩

直前のご案内です。
明日、あさっての「只見ふるさとの雪まつり」会期中にブナセンターでは、特別企画として、かんじき体験ミニ観察会を行います。
かんじきで雪上を歩きながら、樹木の冬芽や動物の足跡などを観察します。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
また、暖房の効いた休憩室をお気軽にご利用ください。休憩室のみの利用は無料です。
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(昨年の様子)

かんじきde雪上散歩
日時
2月11日(土)14:30〜15:30
2月12日(日)10:30〜11:30 
※10分前までにただみ・ブナと川のミュージアムで参加受付をしてください。

集合:ただみ・ブナと川のミュージアム入口
(巡回シャトルバス利用の際には、「ただみ・ブナと川のミュージアム下車」とお伝えください。
観察地:水の郷只見川公園
参加費:高校生以上400円、小中学生300円(入館料、保険料含む)
定員:各回20名(当日受付、先着順)
暖かく濡れにくい服装、長靴など濡れにくい靴でお越し下さい(長靴の貸出をします。先着順)
※天候により、中止することがあります。
お問い合わせ先は只見町ブナセンターまでTel.0241−72−8355

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樹木の冬芽です。お猿さんの顔のように見えませんか?何の木でしょうか?
posted by ブナ at 13:20| Comment(0) | 自然観察会

2017年02月04日

座談会「只見町の編む伝統を聞く」

只見町では、身近な植物を材料として、日用品を編む伝統文化が残っています。例えば、マタタビやアケビのツルを使ったザル、ヒロロ(ミヤマカンスゲ)を使ったカゴなどです。ただみ・ブナと川のミュージアムでは、現在、この編む伝統文化をテーマにした企画展「伝統を編む人々〜只見町とボルネオ島と」を開催しています。

今回の座談会では、この企画展に関連して、編む伝統文化を受け継ぐ町内の方を話し手としてお招きし、お話をお聞きしました。

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編むことを始めて5年、研究熱心な齋藤文良さん
明和民芸品保存会の会長で多様な民具づくりに取り組む馬場敏郎さん
繊細なヒロロのバックを編む佐藤恒雄さん
アケビヅルの皮をむいて手間をかけた丁寧なザルを編む酒井洋子さん
伝統文化を受け継ぐ試みを始めた若手の三瓶こずえさん

 はじめに、話し手の方が作ったカゴやザルを披露しながら、編み始めたきっかけについて伺いました。敏郎さんと恒雄さんは、子どもの頃から縄よりやワラジづくりなどをよくやったそうです。仕事についていた頃はやっていませんでしたが、退職して作ってみっかなと再び始めたそうです。洋子さんは、お舅さんが作っていて、教えてもらったそうです。文良さんは、定年後に、作られたカゴやザルを見てこれならと編むことをはじめ、明和民芸品保存会で先輩に教わっています。こずえさんは、只見町の伝統文化を受け継ぎたいと様々な試みを始めています。

この会に参加したのは、町内を中心に22名でした。ツル細工などをされる方も多く、質問はありますかと聞くと、次から次へとたくさんの質問が出ました。材料となる植物を採る時期、質の良い材料の見分け方、材の加工や保存方法、ザルやカゴの使い方などなど。実際に作っている方からしか聞けない貴重なコツを教えていただきました。

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最後に、話し手のみなさんにこれからやりたいことなどを伺いました。文良さんは、民芸品保存会の仲間を増やしたい、ゆくゆくは只見町全体がひとつになって民芸品作りを盛り上げ、ユネスコエコパークの一環として町外に発信していきたいという意気込みを話してくださいました。敏郎さんからは、昔は編む技術は「見て習え」で教えてもらえなかったが、民芸品保存会として後継者の育成のために惜しげなく技術を伝えていきたいというお言葉をいただきました。恒雄さんは、覚えたいという人たちをしっかりと育てていきたい。洋子さんからは、教えるのは無理だが、編み続けていきたい、アケビヅルで遊びたいとおっしゃっていました。こずえさんからは、町内で活動するまたたび屋の紹介がありました。町内には現在、明和民芸品保存会、朝日マタタビクラブ、只見民芸品保存会、またたび屋の4つのグループがあり、冬期を中心に活動しています。それぞれのグループで新しい人の加入を積極的に受け入れています。

会場全体がひとつとなって、座談会を盛り上げてくださいました。参加者からは、面白かった、よかったとのお声をいただき、充実した座談会となりました。
posted by ブナ at 11:23| ブナセンター講座

2017年01月18日

苧巻岳

先週の寒波が一段落し、昨日は珍しく青空が見えました。
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こんな日は動物たちも活発に動き回っていたのでしょう。
山の斜面にもたくさんの足跡を見つけることができました。
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冬の晴れ間は貴重な雪ほり日和。こんな日は町内中で除雪が行われます。
只見町では除雪することを「雪ほり」と言います。
「雪を掘る」という言葉は豪雪地帯ならのもので、2〜3mにも及ぶ雪に全てが埋まってしまうため、このような言葉が生まれました。

夕方には美しい夕焼けも見ることができました。
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冬は空気が澄んでいて、昼間の景色も夜の星空も全てが美しいのです。

さて写真の右端に山頂の欠けたような山があります。

名前は「苧巻岳」と書きます。
なんと読むか分かりますか?
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実は「おまきだけ」と読むんです。
824mで登山道はありませんが、面白い形が特徴的な山です。

このように只見町には名前のある山が102もあります。
これはなんと日本一の多さなんですよ!
山に名前がついているということは、そこに住む住民が様々なかたちで山を利用していたということ。
衣・食・住のすべてを山に頼り、自然と共に生きてきた只見町ならではの特徴ですね。
posted by ブナ at 18:01| Comment(0) | できごと

2017年01月12日

どか雪です

おととい(1月10日(火))は、よいお天気でした。青空に誘われて景色を眺めに出かけました。

ブナセンター近くの農道です。まだ雪はわずかでした。例年、お正月明けには積雪で通ることのできない道ですが、ご覧のとおりでした。
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浅草岳(中央奥)は白く輝いていました。山頂付近は雲がかかっているだけでなく、強風で雪が舞い上がっているようでした。右側の山の山腹は只見スキー場です。手前の田んぼは畦や刈り取った稲の根元のある場所がうかがえ、雪の少なさがわかります。
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昨日(1月11日(水))、昨晩からの雪が日中、ずっと続きました。景色は一転しました。
ブナセンター隣の公園の円柱のオブジェの上に帽子のように雪がのっていました。前日はなかったものです。
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雪は一晩降り続きました。

今朝1月12日朝8時過ぎ、公園の歩道の入り口の車止めがだいぶ雪に埋まりました。
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昼の12時半にはほとんど見えなくなりました。
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帽子も大きくなっています。
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時々、屋根に積もった雪が轟音とともに滑り降りてきて、建物周囲に雪の壁を築いていきます。ようやく只見町らしい雪の降りかたになりました。今回の雪はどのくらい積もるでしょうか?

大雪警報が出ています。只見町方面にお出かけの方はくれぐれも気をつけてください。
posted by ブナ at 14:00| Comment(0) | イベント

2017年01月11日

アニマルトラッキング

寒の入り以降、只見町はまとまった雪が降りません。
昨年に続き、1月としては記録的に雪が少ない日々が続いています。
今日は久しぶりに雪が降り始めましたが、強烈な寒波は雪を運んでくるのでしょうか?

こちらは先月、雪の降り始めた町内の山の様子。
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葉が落ちた山肌にたてがみのようなキタゴヨウが目立ち、雪食地形の山々をよく観察することができます。

山々の形がよく見えるのは冬ならではの楽しみなのですが、
もう一つ楽しみにしていたのが、こちら。
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雪上についた動物の足跡です。

両手両足がそろってついている走り方はおそらくテンでしょう。
テンやイタチの走る姿は、一見すると雪の中を泳いでいるように見えます。
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こちらは雪の中をラッセルしてかけていくタヌキ。
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葉や木々が茂っている間は、このような動物たちを探すことはなかなか困難ですが、雪が積もるとあたり一面に足跡やフンなどの様々な痕跡を見つけることができます。

様々な痕跡から動物の種類や生態を観察することをアニマルトラッキングといいます。
よく観察してみると、人家周辺にもたくさんの動物たちが活動しているのが分かり楽しくなってしまいました。

ブナセンター周辺でも様々な動物の痕跡を見ることができますので、
冬の只見のお楽しみ「アニマルトラッキング」を体験しにぜひお越しください。
posted by ブナ at 06:00| Comment(0) | できごと