2016年12月10日

いよいよ雪が積もり始めました

昨晩は激しく雨が降っていましたが、今朝には雪になり、降り続いています。ついに除雪道具や手袋を用意する時が来ました。

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今日は、午後1時30分からブナセンター講座があります。開催中の企画展「伝統を編む人々〜只見町とボルネオ島と」に関連し、ボルネオ島のパート制作をしてくださった国立環境研究所の竹内やよいさんに講師をしていただきます。ブナセンター講座「豊かな熱帯林が支えるボルネオ先住民の暮らしと文化ーラタンのカゴ編みを通して」ぜひご来場ください。
雪の降り始めで道路状況がよくないことが予想されます。お気をつけてお越しください。
posted by ブナ at 09:32| できごと

2016年12月06日

【ご案内】ブナセンター講座 12月10日(土)

今週末のブナセンター講座をお知らせします。

タイトル:「豊かな熱帯林が支えるボルネオ先住民の暮らしと文化
        ーラタンのカゴ編みを通して」
日時:2016年12月10日(土曜日) 13:30〜15:00
講師:竹内やよい氏(国立環境研究所)
会場:ただみ・ブナと川のミュージアム セミナー室
*講座の聴講にはブナセンター入館料が必要です。大人300円、小中学生200円

雪深い只見町と熱帯のボルネオ島とは、自然環境が大きく異なります。しかし、身近な自然から採取した植物を用いて身の回りの物を手作りするという、共通の伝統文化があります。植物を編む文化を通した、自然とともに暮らす人々の知恵と自然の恵みについて、ボルネオ島の熱帯林と先住民の暮らしを研究する竹内氏にお話いただきます。

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.tadami-buna.jp/event.html#boruneosenjuuminnokurasitobunaka

このブナセンター講座は現在開催中の企画展の一環として行います。企画展も併せてご覧ください。
企画展「伝統を編む人々 −只見町とボルネオ島と」
2017年 2月 13日 (月)

 只見町では、様々な自然物を用いた生活用品の自家生産がごく近年まで行われていました。しかし今、生活用品を自分で作ることのできる人はごくわずかです。生活用品を作りだす技術と自然の恵みを活用する知恵は、長い年月をかけて先人が築いてきたもので、一度失われてしまえば、再び手にすることは困難です。この企画展では、只見町の伝統であるカゴやザルを編む文化をとりあげます。その種類や特徴、そしてこの文化がどのように受け継がれてきたのかを見ていきます。また、同様に日用品を編む文化が残るボルネオ島の先住民イバンの人々のくらし、材料となるラタン(籐)、ラタンの民芸品、ラタンを育む生物多様性について紹介します。植物を編む伝統文化の継承について考えます。 

後援:国立研究開発法人国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
http://www.nies.go.jp/biology/pr/ev/index.html
posted by ブナ at 10:42| Comment(0) | ブナセンター講座

2016年11月27日

落ち葉

ブナの森はほとんど落葉しました。ブナの幹や枝は白っぽいので、雪が積もる前にすでに白い森となります。
大量の落ち葉は地面にフカフカに厚く積もりますが、沢に流される落ち葉もあります。
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ところにより、沢が堰き止められるのではないかと思うほど、落ち葉が溜まっています。
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沢の底に沈んだ落ち葉もたくさんあります。
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落ち葉がきれいに並んでいます。誰かが並べたのかな?と思ってしまうほどきれいに並んでいます。自然の妙ですね。
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さて、六十里越(国道252号の只見町・新潟県魚沼市間)の峠近くの今日の様子です。高い山は雪をかぶっています。先日のブログで、12月1日からの冬季封鎖をお伝えしました。もう間も無く道路が通行できなくなり、ここからの展望は、来年のゴールデンウィーク頃までお預けです。果たして雪の多い冬となるでしょうか。
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posted by ブナ at 23:23| Comment(0) | できごと

2016年11月25日

12月1日六十里越雪わり街道冬季封鎖

只見町と新潟県小出市をつなぐ六十里雪わり街道は12月1日より冬季封鎖になります。
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11月24日 町内でも積雪がありました。

冬が近づき、朝の冷え込みもずっと厳しいものになってきました。
路面凍結なども考えられるので、夜間の通行はお控えください。
雪の状況によって、通行できない場合もあるので、福島県HPの道路状況をご確認ください。
posted by ブナ at 16:44| Comment(0) | おしらせ

2016年11月23日

【報告】【ブナセンター講座】2016年10月22日「会津地方のサンショウウオ・カエル類とその生態」

 去る10月22日、吉川夏彦氏(国立科学博物館)にブナセンター講座で講演していただきました。吉川氏は、両生類・爬虫類の専門家で、2014年にタダミハコネサンショウウオを新種として記載されました。
講座では、サンショウウオ類(有尾類)・カエル類(無尾類)の概要と、会津地方に生息するそれぞれの種について詳しくお話しいただきました。

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▲説明する吉川氏と受講者の方々

 会津地方に棲む両生類は、有尾類がアカハライモリ・クロサンショウウオ・トウホクサンショウウオ・ハコネサンショウウオ・タダミハコネサンショウウオ・バンダイハコネサンショウウオの6種、無尾類がモリアオガエル・シュレーゲルアオガエル・カジカガエル・ニホンアカガエル・ヤマアカガエル・タゴガエル・ツチガエル・トノサマガエル・トウキョウダルマガエル・アズマヒキガエル・ニホンアマガエル・ウシガエル(外来種)の12種が生息しており、町内では有尾類はバンダイハコネサンショウウオを除く5種、無尾類ではニホンアカガエル・トウキョウダルマガエル・ウシガエルを除く9種が確認されています。只見町は自然度が高く、また多様な環境があるため多くの種が生息しています。

 各種の説明の際に液浸標本で、それぞれの特徴をじかに確認しました。また、カエルの鳴き声をかくカエルごとに再生しました。カジカガエルの声を聴いて、「鳥の鳴き声かと思った」という参加者の声が聞かれるなど、見たことはあるが鳴き声は聴いたことがないもの、反対に鳴き声は聴いたことはあるが姿は見たことがないものを結びつけることができました。

 サンショウウオの仲間は止水域・流水域など、それぞれ好む環境に違いがあり、それぞれに適した場所に住み分けしているそうです。(ハコネサンショウウオは流水域、クロサンショウウオは止水域に住みます。)また、ハコネサンショウウオの仲間は産卵場所が独特で、沢の湧水のわいている場所の奥の外からは見えないところに産卵するそうです。クロサンショウウオなどは山地の止水域などに産み付けられているものを見ることができます。

 カエル類についても同様で、それぞれに住み分けをしており、只見町内にはトノサマガエルはいるが、トウキョウダルマガエルは生息しておらず、県内ではトウキョウダルマガエルは太平洋寄りに生息しており、境界線は会津盆地内でくっきりと分かれているそうです。また、ニホンアカガエルも標高などの関係から、町内には生息していないようです。

 町内に生息するモリアオガエルとシュレーゲルアオガエルは、よく似ていますが、それぞれに特徴があります。モリアオガエルは水辺に張り出した木の上や田んぼや池の水際に白い泡状の卵を産みます。対してシュレーゲルアオガエルも同じような卵を産みますが、畔や池の横の土に穴を掘り、そこに産卵するため、卵を見かけることは少ないそうです。この2種の見分け方としては、虹彩(瞳孔の周り)の色が赤みがかっているのがモリアオガエルで、黄色いのがシュレーゲルアオガエルだそうです。また、モリアオガエルの方がシュレーゲルアオガエルより大きく育つのも特徴です。

 これまで、ハコネサンショウウオは全国に広く分布すると考えられていましたが、吉川氏が詳しく調査するうちに、実は多くの種に分けられることが解ったそうです。そして、只見町ではタダミハコネサンショウウオの発見につながったそうです。また、会津地方北部にはバンダイハコネサンショウウオが生息していますが、これは只見にはいません。また、ハコネサンショウウオとバンダイハコネサンショウウオは競合するため、同じ地域には生息していませんが、タダミハコネサンショウウオはハコネサンショウウオと競合することなく生息しています。とても興味深いですね。

 今回の講座には、26名の方が参加くださいました。講座では只見に生息する両生類の多さから、只見の自然の豊かさを再認識することができ、また、それぞれの種がどういった環境を好み、どのような生態を持つのかを知ることができました。これらの小さな生き物たちは、私たちの身近な場所から、簡単には行けないような山奥に行かなければ出会えないものまで様々です。これらの生き物たちがこれからも絶えることなく生きていける事、そういった里の環境、山の環境を守っていけたら素晴らしいと感じました。


posted by ブナ at 15:01| Comment(0) | ブナセンター講座