2018年10月20日

いよいよ全国ブナ林フォーラムです!

今朝の只見ダムです。

181020-084520_R.JPG

ようやく雪崩斜面の低木林が色づきはじめました。早いと言われていた今年の紅葉ですが、例年並みでしょうか。ダム湖には、キンクロハジロ、ホシハジロ、オオバンが渡ってきていました。

さて、今日から3日間只見町では全国ブナ林フォーラムが開催されます。初日と最終日の自然観察会と交流会の申し込みは締め切りましたが、明日、21日のシンポジウムは当日参加できます。ブナ林の保護・保全に取り組む方を日本各地からお呼びしてご講演いただきます。途中からの参加もできます。またとない機会ですので、ぜひご来場下さい。

<全国ブナ林フォーラム>
「ブナ林の保護・保全と持続可能な利用を目指して」
日時 2018年10月21日(日)10:00〜17:00
会場 季の郷湯ら里 コンベンションホール ゆきつばき
入場 無料

ブナ林フォーラムの詳しい内容は下記URLからリンクに飛ぶことができます。
http://www.tadami-buna.jp/event.html#forum1


posted by ブナ at 10:20| イベント

2018年10月06日

遠く浅草岳を望む

三連休の初日。只見町は晴天です。
ただみ・ブナと川のミュージアムからは浅草岳が見えます。遠く浅草岳を眺めてみました。

DSC_7039_RR.jpg

山頂のあたりは茶色く変色しています。最大限ズームをきかすとこんな感じ。

DSC_7044_RR.jpg
※画像絵をクリックすると大きな画面で見ることができます。

雪田草原の草本類は枯れ、ミヤマナラの低木も紅葉しているようです。
秋がだんだん降りてきているのを感じました。

駅前では、今日・明日と「自然首都・只見 水の郷うまいもんまつり」を開催しています。秋が近づく只見へぜひお越しください。「ただみ・ブナと川のミュージアム」にも、ぜひお寄りください!
posted by ブナ at 10:11| できごと

2018年09月26日

ブナセンター講座「只見の古民家は何の木でつくられているのか?」

秋も深まる9月24日、ブナセンター講座を開催しましたのでご報告します。
今回のブナセンター講座は、自然環境・社会文化基礎調査として、只見町が委託した古民家実態調査の成果報告会です。講師は、この調査を行ってくださった信州大学准教授の井田秀行氏です。井田氏は、森林生態学を専門とされていますが、古民家が好きで古民家に暮らし、その延長で古民家の原材料の樹種についても調べ始めたそうです。今回は、平成27年から29年度にかけて只見町で調査した使用樹種を調べた7棟と43軒の聞き取り調査の結果をご報告いただきました。

P9240096_RR.jpg
▲ 解説をする井田氏

古民家は木や草といった自然でできており「自然と人の関わりの集大成」です。古民家を調べるとその地域の自然環境を理解することができるということです。只見町には157棟ほどの古民家があり、キタゴヨウが多用されていることが大きな特徴だったそうです。キタゴヨウはゴヨウマツの変種で、雪の多い地域に生育し、只見町では尾根上に馬のたてがみの様に生えているよく目にする植物です。ほかに民家普請に関する聞き取り調査の結果などをお話しいただきました。

P9240122_RR.jpg
▲ ほぼ満員の会場

講座には47名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
なお、この古民家実態調査の結果は、ただみ・ブナと川のミュージアムにおいて展示で紹介しています。会期は10月31日までです。ぜひご来場ください!
posted by ブナ at 13:50| イベント

2018年09月15日

カツラの紅葉がはじまりました

日が短くなり、秋の気配が近づいてきました。
ただみ・ブナと川のミュージアムに隣接する水の郷只見川公園の今日の様子です。

180915-150053_R.JPG

よく見ると、はやくもカツラの葉が色づいていました。

180915-150059_R.JPG

雨の降らない7月とはうって変わり、8月の下旬から雨の日が多くなりました。8月24日から昨日9月14日までの22日間で全く雨が降らなかったのは4日間だけでした。
そのおかげか山ではキノコがすくすくと育ち、ミュージアムにも何人か見せに来てくださいました。

これはオオワライタケとのこと。ナメコの様なきれいな形のキノコですが、毒があり、食べると顔の筋肉が痙攣して笑ったように見えることからついた名前だそうです。

180910-150047_R.JPG

以下は調査の時にブナ林で見つけたキノコです。
こちらは間違いなくタマゴタケ。

180907-100848_R.JPG

マイタケ!と思いましたが、時期が早いのでトンビマイタケではないかと思います。

180907-075911_R.JPG

表面がトゲトゲしているのでホコリタケの幼菌のようです。

180907-080325_R.JPG

キノコ類は識別が難しいので要注意です。知っているキノコ以外は食べないようにしましょう!
posted by ブナ at 16:13| できごと

2018年09月02日

『ただみ観察の森』観察会 第2弾「下福井のブナ水源林に行こう!」

9月1日に下福井のブナ水源林で観察会を開催しました。この森林は下福井集落の水林(みずばやし)として、100年以上、伐採されることなく大切に保護されてきました。ブナ林の手前には水源を守るためにスギが植えられていますが、過湿な土壌や多雪環境からスギの成長が悪く、ミズナラ、クリ、ホオノキ、ブナなどが侵入し、スギと広葉樹の混交林となっています。
この日はあいにくの雨でしたが、県内外から9名の参加者が集まり、多雪地特有の森林の成り立ちや、人の生活との関わりを観察しました。

P9010072_RR.jpg

林床(森林の中の地表面)はユキツバキが優占していました。多雪地のブナ林では、林床を優占するユキツバキがよく見られます。ユキツバキの枝はしなやかで、雪の圧力に耐えることができ、地を這うように生育していました。横に伸びていった枝からは、新たに根を出すことができ、数を増やしていきます。

P9010087_RR.jpg

上層のブナの枝を双眼鏡で見てみると、実がたくさんついているのがわかりました。地面には今年の実はまだ落ちていなかったので、昨年の実を拾って観察しました。

P9010098_RR.jpg

観察会が終了するころ、ようやく雨が止みました。雨の中、林内を歩くのは不自由なこともありますが、雨に濡れていきいきとした、美しいブナ林を観察できました。天候によって、林内の雰囲気は大きく変わります。同じ場所でも、さまざまな様子みせる森林を見比べてみては楽しめるのではないかと思いました。

P9010114_RR.jpg
posted by ブナ at 11:49| 自然観察会