2018年03月11日

只見町野生動植物保護監視員 活動報告会

平成28年6月に「只見町の野生動植物を保護する条例」が制定されました。保護監視員は、この条例の中で、只見町の自然環境と野生動植物の保護・保全の担い手として定められています。具体的には、町内の野生動植物の不当な採取等を把握することと町民に対して野生動植物の保護・保全に取り組む姿勢を示すことが役割となっています。保護監視員には、只見町公認自然ガイドや自然との関わりのある方を委嘱し、町との協力のもと活動を行っています

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<報告会の様子>

3月4日に保護監視員の平成29年度活動報告会が行われ、14名が参加しました。
報告会では、今年度の活動状況について報告が行われました。
保護監視員の皆さんは、山に入る際に保護監視員の帽子・腕章を身につけるなど普段の生活の中で不当な採取行為がないか気を配られたり、自然ガイドの際に条例や町が行っている自然環境の保護・保全の取り組みについて周知するなど活動に努められていました。
町民に対して野生動植物の保護・保全に関する啓蒙が必要であると意見が出ました。また、保護監視員としての活動の仕方や町内での野生動植物の不当な採取を見つけた際の報告手順などについて質問などがありました。
posted by ブナ at 12:24| Comment(0) | できごと

2018年03月10日

ユネスコエコパーク特別セミナー「多雪環境のもとで生きる樹木の苦闘と強かさ」

 3月4日(日)にユネスコエコパーク特別セミナーを行いました。講師には雪森研究所、富山県立山カルデラ砂防博物館アドバイザーの杉田久志氏をお招きしました。当日は、28名の参加がありました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

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 第一部では、日本が世界一の多雪地帯であることや積雪が樹木に及ぼす影響、豪雪地谷生きる樹木の成長戦略、積雪分布による植生の違いなど多雪地帯の植生を理解するための基礎的な知識についてお話がありました。

 第二部では、杉田氏が新潟県魚沼市と只見町にまたがる浅草岳でおこなわれた研究についてのお話がありました。
 浅草岳には、直立したブナの高木によって林冠が形成されるブナ高木林、根曲りの著しいブナによって構成されるブナ矮性林、樹高2〜4mのムシカリ、ミネカエデ、チシマザサなどによって形成される低木林、ヌマガヤ、カリヤスなどの草本により構成される草原が分布しています。これらの植生が尾根中央部にブナ矮性林、北〜西側にブナ林、南〜東側に低木林・草原というパターンで分布していたため、その要因として植生パターンが高木林<矮性林<低木林<草原の順に積雪深が変化しているのではないかと予測し調査しました。
 
 1979年〜1981年の3年間、ゴールデンウィーク季にコンパス測量を用いて積雪深の測定をしたところ、高木林と矮性林には差異がなく、高木林=矮性林<低木林<草原といった結果が得られました。また、傾斜で比較すると高木林は10〜25°、矮性林はそれより緩いあるいは急傾斜に分布していました。これは急傾斜では雪圧害、緩傾斜では沈降圧(積雪層が収縮により雪に埋まった物体を押し下げようとする力)や過湿、劣悪土壌のために高木の成長が阻害されているためと考えられました。

 講習の最後には活発な質疑応答もおこなわれ、自分たちが住んでいる地域が世界的に特異的な多雪地帯であること、その豪雪地帯に生きる樹木がどのような影響を受けているか、どのような戦略をとっているかについて知識を深めることができました。
posted by ブナ at 13:54| Comment(0) | イベント

2018年03月07日

小学校の野外活動に同行しました

昨日、町内の小学校の自然観察会に同行しました。
この日は3年生と4年生とが、スノーシューを履いて雪上を歩き森に入りました。

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児童の前で冬芽の解説をしているのは、町の公認ガイドの方です。尾瀬などでもガイドをしておられるベテランです。樹木の生態や見分け方について説明してくれました。

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子どもたちは、雪の上のフィールドサイン(けものの足跡)を見つけたり、樹皮を拾ったり、雪の中から種子を掘りだしたり、雪の上のユスリカを発見したり。じっくりと自然を観察していました。このところ雨が多く、雪は少しぬかり気味で転ぶ子どもも多かったのですが、雪と戯れ、とても楽しんでいました。

★★★
その後、町内で最も早くフクジュソウが咲くと言われる場所へ行ってみました。
フクジュソウの芽が出ていました!

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フキノトウもさっそく咲いていました。春がゆっくりとやってきています。

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イベントのご案内です。

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3月18日(土)に自然観察会を行います。子どもたちと同じようにスノーシューやかんじきを履いて雪の上を歩き、今度はブナの森に行きます!雪の中で越冬する植物の様子を観察したり、動物の痕跡や野鳥を探し、残り少ない豪雪地帯只見町の冬を楽しみましょう!現在、参加者募集中です。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください!
観察場所や時間など詳しくはこちらをご覧ください。
posted by ブナ at 15:14| イベント

2018年03月03日

只見町内の様子

昨日は久しぶりの雪でしたね。油断していたので少し驚きました。
本日は打って変わって快晴となった只見町の様子をお伝えします。

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 こちらは屋根に雪が積もっていて重そうな建物です。先日まではどの家にも同じように雪が積もっていたような気がしていましたが、本日見て回ったほとんどの家の屋根からは雪が消えていました。
家の周りや道路の雪の様子から雪解けを感じていましたが、本日の気温と相まって春が近づいていることを改めて実感しました。

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 除雪に励む人々も見かけました。そろそろ雪も終わりかと思っていましたが、来週はまだ雪マークのついている日があるようです。最後の除雪はいつになるのでしょうか。
posted by ブナ at 16:17| Comment(0) | できごと

2018年03月02日

只見町ブナセンター運営委員会を開催しました

只見町ブナセンター運営委員会は、ブナセンターの運営をより良くするためのアドバイスをいただく場として設置されており、委員には、町内の小中学校校長や有識者を中心とし、ほかに町外の有識者の方数名にご参加いただいています。

2月28日(水)に、本年度2回目の運営委員会を開催しました。9名の委員のうち6名の方にご参加いただきました。会議では、平成29年度に行った事業について報告を行い、質疑やご意見をいただきました。

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委員のみなさまからのご意見を真摯に受け止め、より良い運営ができるよう努力してまいります。ご参加くださった委員のみなさま、お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございました。
posted by ブナ at 10:03| おしらせ