2017年11月02日

浅草岳の初冠雪(10月30日)とクサムシ予報


冷え込みが厳しくなった今日この頃です。
先週末の台風では、29日(日)晩から30日(月)の一日、強風に見舞われました。そんな10月30日、浅草岳の初冠雪が確認できました。

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次の写真は今日の様子で、雪の範囲が広がっているようです。

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紅葉はピークを過ぎて、こげ茶色が多くなりました。

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今年は、クサムシ(クサギカメムシ)が多いと町内ではもっぱらの噂になっています。この虫は秋になると、越冬のため家屋に大量に押し寄せてきて家の中に入り込みます。触ると悪臭を放ちます。置いておいた服の中に入り込んでいて、服を着たら臭い!ということもよくあります。

クサムシの多い年は、大雪になるという言い伝えが只見にはあります。クサムシ予報では今年は大雪。年配の方は雪がはやく来るかもしれないともおっしゃっています。さて、当たりますかどうか。

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posted by ブナ at 14:07| できごと

2017年10月25日

只見町の紅葉情報(10月24日)

あいにくのお天気が続いていますが、昨日24日は久しぶりによく晴れました。

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只見川と伊南川の合流点から柴倉山を眺めた風景です。
只見川は、一昨日から昨日にかけての雨で濁り、増水していました。
しかし、山の斜面は、赤、黄、緑と細かに色が混じり、紅葉がピークを迎えていました。
写真には撮れませんでしたが、冬鳥のジョウビタキもすで来ていました。

こちらは今朝、ただみ・ブナと川のミュージアムの前に来ていたウスタビガの成虫です。
紅葉が終わり、葉が落ちると、枝に緑色のきれいな繭が着いているのを見つけることがあります。その持ち主です。

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今週末はまた天気が荒れるようです。お気をつけてお過ごしください。
posted by ブナ at 12:24| できごと

2017年10月09日

9月24日自然観察会「八十里越の化ケ物谷地に行こう!」

 観察会は、現在開催している企画展に関連し、湿地の植生やその重要性を理解することを目的として開催されました。観察地の化ケ物谷地へは、八十里越明治新道(以下 明治新道とする)を通り、その道中で秋の花とブナ林を観察しました。今回の観察地は国有林内に属するので、許可を得て入山しました。
 国道289号線の未開通区間(八十里越)を車で通り、交易に使われていた会津と新潟を結ぶ明治新道を目指しました。移動のバスの中では、センター長の新国が参加者へ只見町のいろいろな話をし、ただみ・ブナと川のミュージアムから30分以上かかる道のりもみなさん楽しく過ごされていました。今回は、叶津の長谷部忠夫氏に同行いただき、八十里越の説明もしていただきました。

 明治新道に入ってから化ケ物谷地までは徒歩1時間ほどかかります。明治新道は荷車が通っていたと言われています。道幅の広い場所は2mほどあり、当時の名残が感じられました。道沿いには、タイリンヤマハッカ、キバナアキギリやツリフネソウなど秋の花が咲き誇っていました。また、キイロスッポンタケやギンリョウソウモドキなどの姿も見ることができました。
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<タイリンヤマハッカ>

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<キバナアキギリ>

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<ツリフネソウ>

 明治新道沿いには、大麻平(おおまだいら)と呼ばれる場所があり、谷合の緩斜面にブナの林が広がっています。参加された方たちは少しの間、立派なブナの林を見入っていました。大麻平は、2007年に「自然首都・只見」宣言が行われた場所でもあります。
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<大麻平のブナ林>

 途中には、道に倒木が横たわっている下をくぐったり、枝の間を縫うように歩いたりと困難な場所もありましたが、みなさん楽しまれているようでした。
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<倒木の間を縫うように進む>

 大麻平を過ぎると、明治新道から明治中道に入りました。明治中道は、明治新道より細く牛馬が通れる程度で、わずか15年ほどしか利用されず廃道になった道です。入口からしばらくは傾斜の急な場所が続きます。途中には、水がたまり、小さな湿地のような場所も多く、目的地に近づいている雰囲気がありました。
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<八十里越明治中道を通る>

 急傾斜を登りきると、斜面の下方向に樹冠がぽっかりと空いた場所が見えてきました。今の時期は木々が生い茂るので、ここからはまだ湿地の全容を掴むことができません。そこから先に進み、湿地に沢が流れ込む見通しの良い場所で谷地の形成や植生調査の仕方などを説明しました。化ケ物谷地は中央に島があり、植生としてヨシが優占する低層湿地です。
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<化ケ物谷地にて>

 また、長谷部氏には化ケ物谷地の名前の由来や明治中道について説明いただきました。
化ケ物谷地の名前の由来は正確に残っていませんが、山間の霧の中ぽっかりと空間の空いた中に谷地の中島の木がおぼろげに見える様子に当時の人は気持ち悪さを感じ、化ケ物と形容したのではないかということでした。
 谷地から明治新道に戻ったところで昼食休憩をとり、昼食後には長谷部氏に問答形式で八十里越について解説していただきました。

 観察会には、18名が参加し、化ケ物谷地、八十里越はもちろんその道中で草花やキノコなどの観察も楽しんでいただくことができました。
posted by ブナ at 10:35| Comment(0) | イベント

2017年10月07日

只見町の紅葉の様子


只見町の紅葉の様子についてお知らせします。
紅葉が始まったようでだんだんと山が色づいてきました。

ブナセンターから見える山々の様子です。
曇りだったので写真では少し見えにくいかもしれませんが、
肉眼では秋の装いをした木々を確認することができました。

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要害山方面

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浅草岳

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旅行村方面

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ブナセンター前の公園

只見町の紅葉は、例年10月20日頃からピークを迎えます。
ぜひ、只見町と只見町ブナセンターにお越しください。

posted by ブナ at 15:39| Comment(0) | できごと

2017年09月29日

ブナセンター講座「只見町の湿原ー植生から見た多様性」

 9月23日に、只見町の湿原をテーマにブナセンター講座を開催しましたので、ご報告します。

 本講座では、只見自然環境基礎調査事業として実施した町内全域の湿原調査をおこなわれた国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所の菊地賢氏を講師にお招きし、調査結果について解説をいただきました。

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 ▲講師の菊地賢氏と受講者

 はじめに、一般的な湿原の成立過程や湿原にみられる代表的な植物についてお話を伺った後、調査をおこなった町内7か所の湿原のそれぞれの特徴などについて解説いただきました。
 
本講座には、16名の方が参加し、只見町の湿原とその植生の多様性について理解を深めるとともに、湿原が地域の生物多様性を保全する上で重要な生態系であるため今後も湿原を適正に評価・保全していく必要性を改めて認識することができました。

 湿原調査の結果は、現在2階ギャラリーにて開催しております、特別企画展「只見の湿原ーその生態と歴史」の展示パネルでもご覧いただけます。ぜひ、ご来館ください。


posted by ブナ at 16:39| Comment(0) | ブナセンター講座