日は遡りますが、6月4日に只見小学校の3・4年生の総合的な学習の時間を支援しました。今年度、只見小学校3・4年生は只見町の自然と食について学んでいます。子どもたちは、新学期に入ってから、只見町の自然環境と野生動植物、それらと関係する私たちの食、只見町ならではの食文化について座学で学んできました。この日は実際にフィールドに出て座学で出てきた山菜を確認しました。
道路沿いに山菜植物を探しながら歩きました。フキ、ヨモギ、ワラビ、ゼンマイ、タラの芽(タラノキ)、コシアブラ、ハリギリ、ウルイ(オオバギボウシ)、シオデを見つけることができました。わずか250mくらいを歩いただけですが、これだけの種類の山菜が見られることは只見の自然の豊かさだと思います。
山菜ではないですが、トチノキの花がちょうど盛りで、トチノキの実は救荒食としてトチ餅にして食されたほか、円錐形の特徴的な形の花序の花からは蜂蜜が採れることも紹介できました。
最後は、山菜の味を楽しんでもらおうとその場で茹でたシオデとウルイの油炒めを食べてもらいました。お味は美味しい、との感想をもらいました。
今後も只見ならではの自然を活かした学習を支援していきたいと思います。
2025年07月03日
只見小学校の総合的な学習の時間を支援ー只見の自然と食(山菜について)
posted by ブナ at 14:08| 人材育成
2025年06月28日
モウセンゴケの花が満開
ただみ・ブナと川のミュージアムのエントランス脇には池があり、そこには2011年の新潟・福島豪雨で流されてきた流木が展示されています。あれから十数年が経ち、流木は随分と朽ちてきましたが、そこには新たな植物が生育し始めています。
特に、流木の上にびっちりと生え、群落を形成しているのがモウセンゴケという多年生植物です。どこからか種子が飛んできて、発芽・定着したのだろうと思います。この植物は、食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して、この粘液で昆虫を捕獲し、消化・吸収することで養分を摂取するという面白い生態を持っています。日本では北海道から九州まで湿地帯など湿った場所に自生していますが、多くの都道府県で絶滅危惧種になっています。只見では湿った場所には比較的よく目にすることがあります。このモウセンゴケが今、花の盛りを迎えています。昆虫を捕獲して、消化してしまうという驚くべき生態を持つ一方で、白い可愛らしい花を咲かせています。
ミュージアムにご来館の際は、ぜひ見てみてください。
特に、流木の上にびっちりと生え、群落を形成しているのがモウセンゴケという多年生植物です。どこからか種子が飛んできて、発芽・定着したのだろうと思います。この植物は、食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して、この粘液で昆虫を捕獲し、消化・吸収することで養分を摂取するという面白い生態を持っています。日本では北海道から九州まで湿地帯など湿った場所に自生していますが、多くの都道府県で絶滅危惧種になっています。只見では湿った場所には比較的よく目にすることがあります。このモウセンゴケが今、花の盛りを迎えています。昆虫を捕獲して、消化してしまうという驚くべき生態を持つ一方で、白い可愛らしい花を咲かせています。
ミュージアムにご来館の際は、ぜひ見てみてください。
posted by ブナ at 00:00| できごと
2025年06月27日
ブナセンター友の会の皆さんと共同調査
先週末の6/21(土)午後は只見町ブナセンター友の会の総会でした。総会では、12名の会員の方が出席し、令和6年度事業報告・事業決算、令和7年度事業計画案・事業予算案が議論されました。
この総会に先立ち、午前中に、楢戸のただみ観察の森(ブナ二次林)の観察会とブナ種子の豊凶調査のためのシードトラップ設置作業を行いました。
ブナセンター職員や友の会の大宮代表が、このブナ二次林が人とのどのような関わりの中で成立してきたのか、ブナの生態、ブナの豊凶とツキノワグマの関係など解説しながらの観察会となりました。
また、ブナセンターではこの林で10年近く継続してブナの種子の豊凶調査を実施しています。つまりは、ブナの種は結実する年としない年があるので、その変化を捉えようとする調査です。毎年、シードトラップという円錐形ネットのトラップを林の中に設置し、円錐ネットの中に落ちた種の数を数え、これを継続することで、ブナの種子生産量がどのように変化しているのかを明らかにすることができます。
今までこのシードトラップの設置はブナセンターの職員が行なっていましたが、今年は友の会との連携を図るべく一緒に作業をしていただきました。初めての試みです。一緒に調査することでブナ林のことをより深く理解することに繋がったのではないでしょうか。今後もこのような取り組みを行って行きたいと思います。
この総会に先立ち、午前中に、楢戸のただみ観察の森(ブナ二次林)の観察会とブナ種子の豊凶調査のためのシードトラップ設置作業を行いました。
ブナセンター職員や友の会の大宮代表が、このブナ二次林が人とのどのような関わりの中で成立してきたのか、ブナの生態、ブナの豊凶とツキノワグマの関係など解説しながらの観察会となりました。
また、ブナセンターではこの林で10年近く継続してブナの種子の豊凶調査を実施しています。つまりは、ブナの種は結実する年としない年があるので、その変化を捉えようとする調査です。毎年、シードトラップという円錐形ネットのトラップを林の中に設置し、円錐ネットの中に落ちた種の数を数え、これを継続することで、ブナの種子生産量がどのように変化しているのかを明らかにすることができます。
今までこのシードトラップの設置はブナセンターの職員が行なっていましたが、今年は友の会との連携を図るべく一緒に作業をしていただきました。初めての試みです。一緒に調査することでブナ林のことをより深く理解することに繋がったのではないでしょうか。今後もこのような取り組みを行って行きたいと思います。
posted by ブナ at 00:00| ブナセンター友の会
2025年05月06日
4/27(日)「ブナ林の新緑観察会」開催報告
4月27日(日)に癒しの森にて毎年恒例の新緑のブナ林観察会を実施し、町内外から9名が参加しました。林内にはまだ多くの残雪があり、ブナの新緑と残雪のコントラストを楽しむことができました。
道中では、秋に落ちたヤマナシ(オオウラジロノキ)の果実や、ブナの花を観察しながら目的のブナ林まで進み、あまり人の手が入っていない原生林に近い自然林と、伐採後に再生した二次林を観察・比較した後、戸板山眺めで咲き始めのオオイワウチワの花を楽しんでから折り返しました。
只見らしい残雪と新緑のブナ林を体験できた観察会となりました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。次回の観察会も是非ご参加ください。
道中では、秋に落ちたヤマナシ(オオウラジロノキ)の果実や、ブナの花を観察しながら目的のブナ林まで進み、あまり人の手が入っていない原生林に近い自然林と、伐採後に再生した二次林を観察・比較した後、戸板山眺めで咲き始めのオオイワウチワの花を楽しんでから折り返しました。
只見らしい残雪と新緑のブナ林を体験できた観察会となりました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。次回の観察会も是非ご参加ください。
posted by ブナ at 13:31| 自然観察会
4/26(土)「野生植物の花観察会」開催報告
4月26日(土)に黒谷入地区で春の花観察会を開催し、町内外から16名の方が参加しました。当初は深沢地区で開催予定でしたが、残雪が多かったため観察地を変更しての開催となりました。
春らしい気持ちの良い天気の中、カタクリ、キクザキイチゲ等の春植物が花を咲かせており、フクジュソウは一面の絨毯となって咲き乱れ、参加者からは感嘆の声が上がりました。絶滅危惧種のユビソヤナギの観察も行い、河川環境との関係も理解を深めました。
また、雪食地形と残雪、ブナの新緑、オオヤマザクラの花などが組み合わさったこの季節ならではの美しく只見らしい景観も楽しむことができた観察会となりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
春らしい気持ちの良い天気の中、カタクリ、キクザキイチゲ等の春植物が花を咲かせており、フクジュソウは一面の絨毯となって咲き乱れ、参加者からは感嘆の声が上がりました。絶滅危惧種のユビソヤナギの観察も行い、河川環境との関係も理解を深めました。
また、雪食地形と残雪、ブナの新緑、オオヤマザクラの花などが組み合わさったこの季節ならではの美しく只見らしい景観も楽しむことができた観察会となりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
posted by ブナ at 13:19| 自然観察会