2023年09月28日

酷暑、少雨、残暑を乗り越えて 小雨の中のブナ林

 今年は全国的に酷暑でしたが(いまだに厳しい残暑が続いているところもあるようです)、只見町も例に漏れず厳しい暑さの夏、長い残暑でした。おまけに雨が少なく、例年であれば8月中旬からナラ枯れて葉が茶色く変色したナラが目立つのですが、今年は半月ほど早い7月下旬にはこれが目立つようになりました。暑さを加えての水分不足で樹木へかなりの水分ストレスがかかっていたはずです。森を歩けば、地面は乾いており、草木の葉もどことなく元気がありませんでした。先週半ばごろからようやく気温も下がり始め、雨も降るようになりました。そんな中、小雨で霧がかかった癒しの森のブナ林で大学生グループのスタディーツアーの案内をしましたが、久しぶりの涼しさと潤いでブナ林も人間もほっとしていたような気がします。しかし、この気温上昇が続けば、生態系、さらには私たちの生活へ大きな影響を及ぼすのは確実です。自分のできることから確実に温暖化対策を実施していくことが重要です。

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posted by ブナ at 00:00| ブナ林