2022年09月30日

【ふるさと館田子倉】只見線歴史のご案内

2022年10月1日から11年の時を経て、只見線が全線復旧します。
駅から徒歩4分の場所にある、只見町ブナセンター付属資料館「ふるさと館田子倉」の2階では、そんな只見線の歴史を資料と共に詳しく解説、紹介しています。
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また11月28日(月)まで、只見線が開通した頃の風景写真をはじめ、50年前の開通記念式典のお宝写真など、写真展を開催しています。
この時期に、是非会場へお越しください。

▼入館料:高校生以上310円、小・中学生210円
※20名以上の場合は団体割引があります。
※只見町内在住の小・中・高校生は入館料が無料になります。
▼お問い合わせは只見町ブナセンター ふるさと館田子倉まで
電話1(プッシュホン)0241−72−8466
午前9時〜午後5時(火曜休館)
▼只見町ブナセンターホームページ:http://tadami-buna.jp/
posted by ブナ at 13:30| Comment(0) | 展示

2019年12月26日

ユネスコエコパーク関連事業 只見こども藝術計画「ブナの森の道具屋さん」展がはじまりました!

 12月16日(木)、「ただみ・ブナと川のミュージアム」の休憩室において「ブナの森の道具屋さん」展が開始しました。
 只見こども藝術計画は、ユネスコエコパークの関連事業として実施され、只見町内の子供たちを対象として、只見町の自然や文化に触れ合い、それらを通した芸術活動(ワークショップ形式)の機会を設けることで、只見町の子どもたちが地域に学び、そして、彼らの未来や才能を拓くことにつながることを目指す活動です。
 ワークショップのテーマは、「ブナの森の道具屋さん」で、只見の子どもたちに只見のブナの森に訪れてもらい、森に潜んでいる生き物たちの暮らしを想像し、その生き物たちが使うかもしれない道具を子どもたちに創作してもらうものです。まさに、自然の恵みを生かして暮らしてきた只見ならではのワークショップです。講師にはアーティストの岩田とも子さん、福島県立博物館専門学芸員の小林めぐみ先生を迎えて実施しています。
 今年度は、朝日振興センターの協力をいただき、朝日地区の放課後こども教室の子どもたちと一緒に10月からワークショップを重ねてきました(これまでの詳しい活動の様子は、只見ユネスコエコパークのホームページからご覧いただけます。http://tadami-br.jp/)。
 「ただみ・ブナと川のミュージアム」の休憩室では、ここまで子どもたちが只見のブナ林で集めた素材を使って創作した「森の生きものが使う道具」や「看板文字」、展示会を知らせるブナの葉を描いた招待状、さらには岩田さんが自然素材で作ったアート作品など展示されています。只見の豊か自然と子どもたちの素敵な創造力のコラボレーションを見にぜひお越しください!展示の見学は無料で、2月24日(月・祝)まで公開されています。

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只見こども藝術計画「ブナの森の道具屋さん」展
■場所:ただみ・ブナと川のミュージアム 休憩室
(〒968-0421 福島県南会津郡只見町大字只見字町下2590番地)
※休憩室利用・本展示の見学の場合は入館料は必要ありません。
■日時:〜2020年2月24日(月・祝) 午前9時〜午後5時
※毎週火曜(祝祭日の場合は翌平日)、年末年始は休館となります。
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posted by ブナ at 10:54| Comment(0) | 展示

2019年11月15日

福島県立博物館で「ただみ・ブナと川のミュージアム」が紹介されています!


会津若松市にある福島県立博物館において、「ただみ・ブナと川のミュージアム」を紹介する展示をいただいております。

豪雪地帯にある只見町の自然とそれらを拠り所にした暮らしに関する資料が展示されています。

展示は12/22(日)までで、博物館体験学習室前の無料スペースで行われておりますので、福島県立博物館に来館される際はぜひご覧ください!

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posted by ブナ at 15:48| Comment(4) | 展示

2019年01月25日

「ブナの森の道具屋さん」開店

1月18日〜1ヶ月ほどの間、ただみ・ブナと川のミュージアムの休憩室では只見町放課後学級の児童(1~4年生)が参加したワークショップ「ブナの森の道具屋さん」で作った道具を展示しています。
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ワークショップは3日間に分かれて行われ、道具は児童たちが森の動物たちの暮らしを想像し、彼らが使うかもしれない道具を自分たちで見つけた自然物から発想して作られています。
作品はその自然物を写真で撮り、印刷したもののコラージュ作品です。

1日目
 道具を作るための素材を集めにただみ観察の森「楢戸のブナ林」に行きました。ここで手に入れた素材からどんな生き物が、どんな道具を使いそうか考えて作る道具を考えます。
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2日目
 前回、みんなで集めてきた材料を見て、組合せ道具を作っていきます。子供たちは真剣に材料を選び、道具作りに没頭していました。
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素材選びは真剣そのもの

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ここから考えた道具がどんどん形になっていきます。

3日目
 ミュージアムで1ヶ月程度展示した後に浜通りに移動展示することが決まり、作品を見に来たお客さんにブナの葉の形のメッセージカードを作り、自分の道具・只見町について、お客さんへのメッセージを書きこみました。その後、道具屋さんの道具をみんなで見学しました。
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友達の作った道具に興味津々

作られた道具を見ると子どもたちの発想力には驚かされます。
展示を行っている休憩室は無料スペースになりますので、近くまで来られて際にはぜひお立ち寄りください。
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身近な自然物の観察・採集から宇宙的なサイクルを体感するような作成をするアーティストの岩田とも子さんが講師をされました。岩田さんは、自然学校の講師と共同で森の中で子どもを対象としたワークショップを定期的に開催されています。
※岩田とも子さんのオフィシャルHP「自然観察と表現」http://shizenkansatsu.net/

主催:福島県、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人Wunder ground 共催:只見町ブナセンター 協力:只見振興センター、只見町教育委員会 企画運営:福島県立博物館、特定非営利活動法人Wunder ground

この活動は文化芸術に触れる機会や地域コミュニティの交流の場をつくり、文化芸術による地域活力の創出と心のケアという視点から震災からの復旧・復興を支援することを目的に、福島藝術計画×Art Support Tohoku-Tokyo(共催:福島県、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京歴史文化財団))として行われました。
posted by ブナ at 14:27| Comment(2) | 展示