2016年07月19日

ツバメたち2

7月14日に家の入り口のツバメのヒナたちの様子をお伝えしました。
昨晩、見上げてみたら、灰色だったヒナたちが大きくなって白黒のはっきりしたツートンカラーになっています。左はしが親、あとの5羽がヒナです。親と同じくらいの大きさになっています。
それにしても、ヒナが5羽もいたとは!巣が窮屈そうですが、もう少しで、彼ら彼女らは飛びまわることができるようになるでしょう!

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posted by ブナ at 06:20| Comment(0) | 野鳥

2016年07月14日

ツバメたち

私の住まいの入り口の真上にツバメの巣があります。
家から出入りすると、最近、巣からの視線を感じます。ツバメのヒナたちが見下ろしているのです。
最初、小さかったヒナたちは精一杯、首を伸ばしても横一文字のくちばししか見えなかったのですが、昨日は顔全体が見えました。
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写真を撮っていると、親が戻ってきました。ヒナたちに警告しているのでしょう。
近くの電線に止まって、チュピーチュピーと大きな鳴き声を出します。
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ヒナたちは一斉に頭を引っ込めてしまいました。
少ししてから、見上げると、また先ほどのようにこちらを見下ろしていました。
人の出入りでドアがバタンといったり、夜は電灯が点いたり消えたりして、安眠を妨害されるのに、人の暮らしのそばにいるのが落ち着くのでしょう。
自由に飛び回れるようになるまでまだ少し時間が必要です。早く大きくなって元気に飛び立ってほしいです。(糞害から解放されます。)
posted by ブナ at 11:10| Comment(1) | 野鳥

2016年07月06日

エクリプス

只見町は、梅雨らしく雨が降ったり止んだりの天気です。
田んぼの稲もあっという間に伸び、天気が良い日には爽やかな景色が広がります。
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さて、こちらの写真。
何という鳥か分かりますでしょうか?
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独特なブチ模様ですが、実はオシドリなんです!

これは6月13日時点でのオシドリの雄。
鮮やかなイチョウ羽が美しいです。
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それがこのような状態になるんです!
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全く別な鳥のようですが、これはオシドリの「換羽」と言う現象で、
つがいとなったメスに卵が生まれると、オスのきらびやかな羽は一度抜け落ち、次の繁殖期までに新しい羽に生え変わるのです。
この羽の抜け落ちた状態を「エクリプス」と言います。

ちなみに、オシドリ夫婦としても有名なオシドリですが、終生同じつがいでいることはなく
実は毎回違うパートナーと繁殖するんです。
オスメスが仲睦まじく寄り添う姿は素敵ですが、びっくりですね。

日に日に気温が上がり、夜はホタルたちが舞っています。

両生類、爬虫類たちの動きも活発です。
先日、意外なところでシマヘビを見つけました。 
→ヘビの写真になりますので、大丈夫な方は続きを読むよりどうぞ→続きを読む
posted by ブナ at 13:09| Comment(2) | 野鳥

2016年06月13日

ミサゴのハンティング!

今日の只見町は久しぶりに雨が降っています。
連日の暑さでカラカラに乾いた大地に恵みの雨となりました。

最高気温30度を記録した昨日、暑い中獲物を狙ってホバリング中のミサゴを見つけました!
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小さくて見難いですが、中央に翼を上にした姿勢でホバリングしているのが分かるでしょうか。

ミサゴは魚類を主食とする猛禽類で、魚を逃がさないようトゲトゲの足裏と、するどい爪を持っています。
ホバリングの後は獲物めがけて一気に急降下し、何回か失敗した後で魚を捕まえていました。
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休憩中のミサゴ。

飛んでいるミサゴは海鳥のようなシルエットをしています。
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ミサゴの華麗なハンティングが行われた川原ではオシドリも餌を探してつついていました。
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今日から東北地方も梅雨入りが発表されましたが、昨日までは暑い日が続きました。
タニウツギやトチ、キリ、ホウの木の花が一気に咲き乱れ、いつの間にかクリの木も花をつけました。
これはホウの木の花。濃い緑色の中に白くて大きな花が際立って素敵です。
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鳥たちは繁殖のシーズンです。
人家周辺に巣を作るツバメやスズメ、セキレイ達が一斉に子育てを始めています。
大きな口を開けるキセキレイのヒナに親鳥が一生懸命餌を運んでいました。
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山々には一気に力強い緑色となり、アカショウビンの爽やかな鳴き声が響いています。
夜はホトトギスやヨタカが鳴き、初夏の只見町です。
posted by ブナ at 17:20| Comment(0) | 野鳥

2016年04月07日

只見町の鳥たち

今日の只見町は久しぶりにまとまった雨が降っています。
それまでは最高気温21度を記録するなど暑いくらいのお天気でした。

雪どけの斜面には次々と春植物が顔を出し、青紫のきれいなエゾエンゴサクが咲いていました。
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陽気を利用して、町内ではあちこちで大根干しが行われていました。
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乾燥させることによってカルシウムなどの栄養素が高くなり、旨みも凝縮されるんです。

そんな中、「ピョーッピョーッ」っと、ひときわ大きな鳴き声が。
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声の主はこちら。

なんとアオゲラでした!!
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日本固有種で、背中と翼の緑色、顔の赤色が特徴です。
キツツキ類は木の枝をスルスルと移動し、枝の中を動き回るのでなかなか良い写真が撮れません。
この時はラッキーでした!

ちなみに同じキツツキ類のアカゲラ。
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キョッキョッと鳴き、すばしっこい鳥です。

こちらは2月の吹雪の日に屋内に迷い込んできたジョウビタキ。
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お腹がとても美しいですね。

ホオジロもあちこちでさえずっています。
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暖かくなってスズメやムクドリなど鳥たちの姿もどんどん増えてきました。

ツバメが来るのが楽しみです。
posted by ブナ at 10:58| Comment(4) | 野鳥