2015年05月11日

春のブナ林で観察会を開催しました!

遅くなってしまいましたが、5月3日(日)に開催した、自然観察会「春のブナ林を歩く!」を紹介いたします。

観察会当日は、天候にも恵まれ青空のもとで開催することができました!
今年は、雪が昨年と比べてかなり多かったので、数年前の観察会のようにまだ芽吹きがはじまらないちょっとさみしいブナ林での観察会になるかと心配していましたが、晴れ間が続いたおかげかブナの新緑の中で観察会を行うことができました。

観察地は、皆さんおなじみの「癒しの森」です。金山町に広がるブナの森ですが、松坂峠(只見町側)の入り口から入ると、途中まで金山町と只見町の境目付近を歩くようなコースになっています。
観察会には、県内外から52名の方が参加され、とても賑やかな観察会となりました。人数が多いので10名ほどの班に分かれて、説明を受けたり質問しながらブナの森を歩いてもらいます。

ブナ林までは、カラマツ林と隣接するコナラやミズナラなどがみられる雑木林を通り薄暗いスギ林の中を歩いていきます。まだたくさんの雪が残っているので、残雪を踏みしめながらの観察会です!雪の上には、ウサギのふん(うんち)が点々と落ちているのが見られましたが、残念ながらカモシカの溜めふんは見つかりませんでした。

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スギ林を抜けると美しい新緑のブナ林が広がります。今回の観察会に参加された方は、こんな残雪のブナ林の中を歩くことができました!雪の上には、芽鱗(がりん:冬芽の固い皮のこと)やブナの雄花がたくさん落ちていました。

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国境の大ブナがあった交流広場で一度集まり、大ブナの倒木についての説明を受けます。

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国境の大ブナは、2013年に倒れた時のままになっています。(詳しくは過去の記事参照)癒しの森のシンボル的な木が倒れてしまったのは残念ですが、こうした大きな木が倒れることで、森林にはギャップと呼ばれる空間が出現します。通常は、枝葉が樹冠(じゅかん)を覆っているので、地面には十分な日光が届きません。しかし、大きな木が倒れることで枝葉が覆っていた空間がぽっかり開けるため、十分な日光が地面まで届くようになります。そうすると、今まで成長できなかった稚樹が大きく成長していきます。
大きな古い木が倒れることは、若い新しい木が育つことにつながり、森が新しく更新されるためには必要なことなのです。

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広場から空を見上げると、ブナの新緑の中にぽっかりと空間が開き青空がのぞいているのがわかりますね!

そのほか、交流広場の周りでは、根開けの開けた部分に水が溜まっているのがみられたり、ムササビの小さな丸いふんや熊の爪痕を見つけたりといろいろな発見がありました!

通常は地面にしみこんでしまう水が、雪が開けた根元に溜まっています。
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芽鱗に紛れてムササビの小さな丸いうんちがたくさん落ちていました!
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このあとは、大岐の戸板山眺めまで尾根沿いのブナ林の中を歩き、オオイワウチワの愛らしいピンク色の花を写真に収めた後(私は残念ながら収めることができませんでした;)交流広場までもどって昼食をとりました。

大岐の戸板山眺めから。
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昼食後に、交流広場で記念写真の撮影を行ったあと、班ごとに駐車場まで戻り終了となりました。
参加者からは、「また別の季節にも来てみたい」「何度も来ているけど、いつ来ても楽しめる」といった声がありました。個人的に入るには、ちょっとハードルが高いな〜と思っている方は、こういった観察会に参加してみてはいかがでしょうか?只見町ブナセンターでは、春夏秋冬の季節ごとに一回ずつ年4回ブナ林を歩く観察会を開催しています!
大まかな予定は、ブナセンターホームページの年間予定に載っていますので、興味を持たれた方は、お誘いあわせの上ぜひご参加ください^^!

posted by ブナ at 17:10| Comment(0) | 自然観察会

2015年05月03日

春植物の自然観察会を行いました。

GWはいかがお過ごしでしょうか?
只見町ブナセンターでは、今年も春植物の自然観察会を行いました。
今年は5月2日に只見町の黒谷川にてフクジュソウやカタクリといった春に花を咲かせる植物を中心に観察を行いました。
その様子をご覧ください。

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黒谷川を通る道路の終点からスタートし、雪が残る林道を進みます。
今年は雪が多く、林道にも残雪が多くありました。

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20分ほどでフクジュソウが群生する目的地に到着です。

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今年は雪解けが遅いせいか、斜面の上部と下部の両方でフクジュソウが満開です。
昨年も参加された方からも「昨年よりすごい!」という声があがってました。
また、今回はフクジュソウ以外にも、カタクリやキクザキイチゲを見ることが出来ました。
ここでしばらく観察タイムになり、観察や写真撮影などを楽しみました。

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その後は、黒谷川の少し下流でユビソヤナギの観察を行いました。
ユビソヤナギの開花・開葉の時期で、綺麗な新緑の花や葉を観察できました。

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黒谷川からブナセンターに帰る途中には、只見町の特徴的な地形である”雪食地形”を見ていきました。
雪食地形は、雪崩によって斜面が削られてできる地形です。
雪が残った山の斜面がとても綺麗です。

今年の春植物の自然観察会では、フクジュソウやカタクリといった春に花を咲かせる植物、ユビソヤナギ、そして雪食地形を観察できました。
特に春の植物については満開の花を観察できました。
ブナセンターでは、毎年5月初めに春の自然観察会を行っています。
来年も綺麗な花たちが見れるか楽しみです。
興味のある方は是非お問い合わせください。皆さまの参加をお待ちしております!
posted by ブナ at 11:46| Comment(0) | 自然観察会

2015年03月11日

自然観察会「上田先生と歩く!冬のブナ林」

 3月8日(日)に、ただみ観察の森・楢戸のブナ二次林と只見ダム周辺で自然観察会を開催しました。前日のブナセンター講座に引き続き、講師は立教大学の上田恵介先生です。
 
 当日は生憎の小雨でしたが、本降りにはならずほっと一安心。しっとりと濡れた森を、スノーシューで歩くのもなかなか良いものでした。観察の森では残念ながら鳥に出会うことはなかったのですが、雨の日ならではのブナの幹を流れる水「樹幹流」を写真におさめたり、膨らんできたブナの冬芽を観察したり、動物の足跡や糞などを発見したりと冬の森を満喫できたように思います。

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観察の森について説明中。
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枯れた木の中に糞がありました!だれ??

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積雪はどれくらいでしょうか?雪が解けたら比べてみましょう!

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観察の森で一番大きなブナの前で記念撮影。


 そして、場所を移して只見ダムでは、オオバン、カルガモ、カンムリカイツブリ、カワアイサ、キンクロハジロ、スズガモ、マガモなどの水鳥を観察することができました。これはわたしがメモしていた種類ですが、参加者の中にはもっと多くの鳥を見た方がいたかもしれませんね。それ以外に、ダムの向かいの歳時記会館裏の斜面にカモシカを発見し、しばらくお見合い?をしました。微動だにせずじっとこちらを観察していたので、みなさんいい写真が撮れたのではないでしょうか。なかなか可愛い目をしたカモシカでしたね。
 雨の中ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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水鳥観察中です。

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じっとこちらを見つめるカモシカ。あやしい奴ら!と思われてるのかな?!



posted by ブナ at 15:04| Comment(2) | 自然観察会

2014年10月26日

猪又かじ子写真教室「秋の布沢集落を撮る!」

本日は、猪又かじ子写真教室「秋の布沢集落を撮る!」を開催しました。
ぽかぽか陽気の秋晴れと美しい紅葉に恵まれ
集落内をのんびり散歩しながら楽しい写真教室となりました。

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みなさん真剣に撮影していますね。

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家の前に干してある小豆を撮らせてもらいました。あちらこちらで豆が干してありました。

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先生のアドバイスを聞きながら、わたしもみなさんと一緒にぱちり。

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地元の方とのおしゃべりも楽しい時間です。モデルになってくれましたよ。

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午後は分校で撮影した写真を見ながら、先生の講評です。みなさん真剣な表情で見入っていました。

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本当に楽しい一日でした。参加者のみなさんありがとうございました!


posted by ブナ at 16:41| Comment(0) | 自然観察会

2014年10月06日

自然観察会「沼ノ平のブナ林を歩く」

9月28日(日)沼ノ平で自然観察会を行い、
町内外合わせて17名の方にご参加いただきました。
昨年は雨で中止になり場所変更となりましたが、
今年は素晴らしいお天気に恵まれ、澄み渡る青空と暖かい日差しのもと充実の1日となりました。
(※沼ノ平は通常ガイド同伴で入山するコースとなっています)

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登山口で説明のあと準備運動をしていざ出発!

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美味しそうなヤマブドウ!でも、残念ながら今年は少ないです。

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アケビも大きな実をつけていましたよ。

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大きな杉が並ぶ山神杉を過ぎると、伸びやかなブナの原生林の中を歩いていきます。
木漏れ日が優しく気持ちの良い森です。みなさんの顔からも自然と笑みがこぼれますね。

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ブナ林を過ぎるとこのコース最大の難所、小三本沢の渡渉になります。
今回は水量も少なく、ご参加のみなさんの協力もあり無事に渡りきることができ一安心。


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そして沼ノ平に到着。
森の中に静かに佇む沼にしばし見入っていました。

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お昼休憩をした風穴で記念撮影!

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ブナの実生がびっしり生えている一面がありました。
無事に育つ子がいるでしょうか。

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ブナ次郎です!

posted by ブナ at 15:45| Comment(0) | 自然観察会