2016年05月03日

5月1日に春のブナ林観察会がありました。

5月1日は、早朝から雨が降り続き、観察会中も雨が降ったり、止んだりと悪天候の中ではありましたが観察会を行いました。
今回は47名と参加者が多かったので、只見町公認ガイドのお二人にガイドボランティアとして参加いただきました。
観察会は10人ほどのグループに分かれて、新緑のブナ林を解説しながら歩きました。

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癒しの森は只見町と金山町の郡界に位置します。看板のある入口から入るとカラマツやスギの人工林とナラ林から次第にブナの優占する林になります。
ブナ林に入ると去年落ちた種子から芽が出ていました。これがブナの実生です。
大きく育ったブナの葉と違って丸くかわいらしい形をしています。

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癒しの森の中には老齢な樹も多く、中でも大きいのは「国境のブナ」と呼ばれる直径が1.3m近くあるブナです。残念ながら3年前に倒れて上を見上げると大きな穴(ギャップ)が見えます。ここでは全体でこのギャップの下でどういう植物が成長していくか(ギャップ更新)について説明しました。

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癒しの森には青春広場と呼ばれるブナの二次林があります。そこは細めの幹の木が一斉に生えているので若く爽快な印象を受けます。時おり、太陽の光が短い間時間ですが差し込み、なおさらさわやかでした。その先には大きなオオウラジロノキがあります。只見町ではヤマナシと呼ばれ、実はお酒に漬けて薬にすることができます。悪天候のためここで引き返しました。道中参加者の方から質問があったり、珍しいものがあると立ち止まり解説したりできたので、いろいろな発見のあった観察会になったように思います
癒しの森から森林の分校ふざわに帰ってきて、昼食をいただきました。
昼食が終わった後に公認ガイドの方から癒しの森の由来など話していただきました。
皆さん、興味深く聞き入っていました。

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外出を考えてしまう雨の日ですが、そういった日だからこそ見られるものもあって楽しい観察会になりました。

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posted by ブナ at 09:33| Comment(0) | 自然観察会

2016年05月01日

春の花観察会

昨日、4月30日に「春の花観察会」を行いました。
出発する前に、ブナセンターの前で春の只見町の美しい景色を観賞しました。駅の裏にある要害山は、只見町に特徴的な雪食地形がよく表れています。展葉が進んでいる山頂のブナ林は薄緑色でモコモコとしていますが、急傾斜地のミヤマナラはまだほとんど茶色です。夏になってしまうと緑一色でわかりにくくなるので、この時期、モザイク植生を観察するのに一番良い季節です。

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黒谷川の林道入口からは徒歩で散策します。ちなみに、林道が崩れているところもあり、基本的には関係者以外侵入禁止ですが、許可を得て入っています。天気予報ではくもりでしたが、歩きだした頃からポツポツと降ってきました。残念ながら、雨に見舞われました。

入口脇の草地には、わずかにカタクリの花が残っていました。ここで春植物の生態についてお話しました。

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林道脇の斜面や崖を除きながら、春を探していきます。エイザンスミレやミヤマキケマン、ヒトリシズカの花などを見ることが出来ました。ひときわ盛り上がったのはラショウモンカズラです。鬼女の腕に見立てて名がつけられたのだとか。

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町外を中心に32名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

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posted by ブナ at 15:14| 自然観察会

2016年04月25日

春のブナ林観察会の下見に行ってきました。

観察場所である癒し森も下見をしてきました。

今年は雪が少なく、気温が20℃を超える日が続いています。
例年よりも季節の移ろいが早いように感じます。
癒しの森のブナ林も上木は葉が展葉して、まるで初夏の様相でした。

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ブナの新緑がみられましたが、観察会まで一週間ほどあるので徐々に深緑に変わっていくでしょう。
春の観察会への参加をお待ちしています。
posted by ブナ at 16:56| Comment(0) | 自然観察会

2016年04月23日

春の自然観察会(春の花)の下見に行きました!

4月21日に黒谷川林道に「春の花観察会」の下見に行きました。この時の様子を少しだけご紹介します。

林道入り口では、カタクリとキクザキイチゲのお花畑が出迎えてくれました。

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キビタキがやってきていました。いよいよ夏鳥の到来です!胸の黄色があざやかな美しいオスです。写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。

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コゲラも見ることができました。木肌の下に隠れている虫を探しているようです。頭が赤くないのでメスです。

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林道上の斜面には、キケマンの群落ができていました。→ ミヤマキケマンです。失礼しました。

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エイザンスミレをはじめ、いくつかのスミレも咲いていました。

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こちらはヒトリシズカ。静御前の美しい舞姿に例えた名前なのだとか。

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フクジュソウの花が、斜面の下の方にまだ少し残っていました。観察会まであと1週間。残っていてくれるでしょうか?

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花の季節は早く、またどんどんと変わってくと思います。後は行ってみてのお楽しみ!参加者の皆さんと春をいっぱい楽しみたいと思います!

春の花観察会は、4月30日(土)です。参加のお申し込みは、只見町ブナセンターまで(0241-72-8355)。ぜひ、ご連絡ください!
posted by ブナ at 11:37| 自然観察会

2016年03月14日

自然観察会「冬の鳥を見よう」

3月12日(土)に自然観察会を行いました。その様子をお伝えします。雪や雨が降らず、お天気は良かったのですが、風の冷たい日でした。

はじめに只見ダムでカモ類の観察を行いまいした。

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雪解け水で増水し、流れが速くなったせいか、カワアイサが多く集まっていました。

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※画像をクリックすると大きな写真を見ることができます。お腹の白いのがオスで、灰色がメスです。

他に、カルガモ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、トビを見ることができました。

只見町でカモ類が多くみられるのは、只見ダムや下流の滝ダムです。このことから、ダムができる以前には、只見町にはカモ類が少なかった可能性が考えられます。人間活動は、生物の生息地を消失させるだけでなく、創出することもあります。いずれにせよ、自然界への人の影響力の大きさを再認識させられます。

次に、ダム下流右岸の丘の上にある青少年旅行村に向かいました。
上流側の道路から入ると、斜面の上に小さなトンネルのようなものがあります。

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これは、田子倉ダム建設の際に使われたベルトコンベア用のトンネルです。青少年旅行村の敷地に資材置き場があり、なんと!ここから3km以上離れた田子倉ダムに資材を運ぶために巨大なベルトコンベアが敷かれたそうです!

今度は、かんじきやスノーシューを履いて雪上を歩きながら、森の鳥を探しました。歩き始めてすぐにコゲラが現れました。2羽が幹を突きながら、ゆっくりと登っていく様子をじっくりと観察することができました。

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ここは、コナラの森になっていて、木の中の虫を食べにキツツキがよくやってきます。

雪が解けて土がむき出しになった場所には、早くもフキノトウが芽を出していました。

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雪は湿って重く、歩くのが大変でしたが、いい運動になったという声も。

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雪の下から這い出た日本海要素の植物も観察できました。日本海要素の植物とは、多雪に適応した植物のことで、写真の様に雪の下に埋もれても青々とした葉をつけた状態で冬を越します。

ユキツバキ
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ハイイヌツゲ
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葉を落とさないことから、雪が解けるとすぐさま光合成をはじめ、成長して、再び立ち上がります。多雪地帯である只見町の森の林床に多く生育しています。

旅行村を出て町下橋を渡り、ブナセンターへと戻りました。

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参加者は9名と少数でしたが、残り少ない冬をみなで楽しむことができました。

posted by ブナ at 13:19| 自然観察会