2016年11月20日

【報告】町外展示「自然首都・只見」展 講演会

下郷町で開催している町外展「自然首都・只見」展では、昨日11月19日(土)に2回目の講演会を開きました。
只見町出身の小沼 昇 氏 (只見町ブナセンター友の会代表、元只見町長)と 鈴木 サナエ 氏 (同副代表)に『「自然首都・只見」に込められた思い』というタイトルでお話しいただきました。

一昨年、只見町はユネスコエコパークに登録されましたが、その礎となった出来事を小沼昇氏が紹介されました。
只見町でかつてブナ林の大規模伐採が行われた時に町民の反対運動が起こったこと、過疎高齢化が進行する中で都市追随型の開発発展とは決別し地元の自然を大切にした『ブナと生きる、雪と暮らす』という理念に基づいた町づくりを進める決意したことを紹介されました。また、現在、只見町は「自然首都・只見」を標榜しています。これは、こどもブナサミットで「自然首都・只見」宣言をしたことに端を発することなどをお話されました。豊かな自然に囲まれた只見町ですが、その自然の価値が認められるまでの道のりは決して平坦ではなかったようです。
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鈴木サナエ氏は、町公認ガイド・森の案内人としてご活躍中で、町に来られた方々に町を案内するような優しい口調に参加者は聞き入りました。町の春夏秋冬の景色や、只見町の四名山などの自然とともに、暮らしについてもお話されました。
雪が深いために雪囲いをすることを紹介すると、下郷町の方は下郷では雪囲いをほとんどしないと応えていました。また、打ち豆は下郷にも只見にもあることや、六歳の子供の書道『火の用心』の風習は檜枝岐にもあること、など参加者とのかけあいからそれぞれの共通点・相違点を見つけることができました。
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*本日で、この展示会は終了いたしました。
下郷町の方、南会津の方、県内・県外の方といろいろな地域からご来場いただきました。みなさまどうもありがとうございました。

posted by ブナ at 22:00| Comment(0) | イベント

2016年11月18日

今日の会津朝日岳

会津朝日岳』と『浅草岳』はどちらも登山者に人気のある山です。『浅草岳』の方が100mほど標高が低いのですが、只見町ブナセンターを含め、町内のいろいろなところから見えます。一方、『会津朝日岳』の見える場所は多くはありません。
伊南川と只見川の合流点から、只見川左岸を少し下流に向かったところから、会津朝日岳が見えます!

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写真中央が会津朝日岳。常盤橋と柴倉橋の間から南の方角です。今日は久々に青空ですがすがしいです。

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ズームアップしてみると、ずいぶんと雪が積もっていることがわかります。北向きの斜面だから最近の雪がよく残っているのでしょう。


さて、下郷町で開催している町外展は残すところあと2日間となりました。
明日11月19日(土)に、2回目の講演会を開きます!
『「自然首都・只見」に込められた思い』というタイトルで、小沼 昇 氏 (只見町ブナセンター友の会代表、元只見町長)と 鈴木 サナエ 氏 (同副代表)にお話しいただきます。
みなさま、お誘いあわせの上、ご来場ください。

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posted by ブナ at 19:21| Comment(0) | イベント

2016年11月13日

町外展示「自然首都・只見」展開催中

現在、下郷町の会津ジイゴ坂学舎で「自然首都・只見」展を開催しています。

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会津ジイゴ坂学舎は昔の分校を利用した趣のある建物です。

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パネルで只見町の四季、山、川、森、生き物などの自然とともに食事や手仕事など人々の生活を紹介しています。また、野山の植物から手作りした民具の展示もあります。

今日は、1回目の講演会を開きました。ブナセンターの河原崎里子と遠藤菜緒子が、只見町の自然とくらしについて紹介しました。ブナ林をはじめとして只見に特徴的な自然の景観と、春夏秋冬の季節の移ろいに沿った人々の暮らしの中の行事を聞いていただきました。自然も人々の暮らしも雪がたくさん降ることに大きな影響を受けていることをお話ししました。
参加者は南会津の各地だけでなく、首都圏からもいらっしゃいました。ありがとうございました。
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2回目の講演会を11月19日(土)13時半から開きます!
只見町出身の小沼 昇 氏 (只見町ブナセンター友の会代表、元只見町長)と 鈴木 サナエ 氏 (同副代表)に『「自然首都・只見」に込められた思い』というタイトルで、お話しいただきます。
みなさま、お誘いあわせの上、ご来場ください。

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posted by ブナ at 23:02| Comment(0) | イベント

2016年11月08日

明日から町外展示「自然首都・只見」展を始めます

11月になり冷え込が厳しくなりました。
3日のブログで、その前日に浅草岳に雪が降ったことをお伝えしました。その後、4日にも雪が積もりました。この雪はまだ残っています。浅草岳に三度、雪が降ると平地にも降ると言われているので、そろそろ覚悟(!?)が必要です。
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11月4日午前。浅草岳手前の山にも雪が。この後、雲が晴れていくに連れ、積雪の浅草岳中腹が現れました。

さて、明日から町外展を開始します。
毎年、ブナセンターでは、町外に出かけ、そこで只見町の豊かな自然とそれを活用した人々の生活や文化についてお伝えしています。今年は同じ南会津郡の下郷町で開催します。

「自然首都・只見」展
会場:下郷町会津ジイゴ坂学舎
   福島県南会津郡下郷町落合字ジイゴ坂1604-1
会期:11月9日(水)〜11月20日(日) *木曜日はお休みです。
開館時間:10:30〜16:00(9日は12:00開始、20日は15:00終了)
入場無料

解説パネルで只見町の山や川、樹木や花、動物や魚、食べ物や生活などをお伝えします。民具の展示、映像による只見町のブナ林の紹介も行います。また、講演会を2回開催します。
[講演会]
11月13日(日) 13:30〜15:00
『只見町の自然とくらし』
  河原崎 里子・遠藤 菜緒子(只見町ブナセンター)
11月19日(土) 13:30〜15:00
『「自然首都・只見」に込められた思い』
  小沼 昇 氏 (只見町ブナセンター友の会代表、元只見町長)・ 鈴木 サナエ 氏 (同副代表)

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みなさまのご来場をお待ちしております。

posted by ブナ at 01:53| Comment(0) | イベント

2016年11月02日

【報告】自然観察会「秋のブナ林と水辺の生き物を観察しよう」

10月23日(日)に布沢の恵みの森で観察会を行いました。
20名近くの方が町内外から参加されました。

前日、ブナセンター講座で会津地方の両生類の話をしてくださった吉川夏彦氏と紅葉の恵みの森を歩きながら、水辺の生き物と秋の森を観察しました。
観察会のある週の初めにぐっと紅葉も進んでいたので、恵みの森もちょうど紅葉の盛りでした。
ただ、今年の紅葉は、綺麗に色づく前に枯れている葉が目立ちました。黄色っぽい紅葉が多かったですね。
そんな中、斜面の上部に真っ赤に紅葉している樹がありました。はっきりとは分かりませんでしたが、マユミでしょうか。
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吉川氏が以前サンショウウオを確認した場所で水辺の石をひっくり返して探します。サンショウウオは湧水や沢水が入る水温の低い場所によくいるそうなので見当をつけて探します。
参加者の方も一生懸命石をひっくり返して探します。
参加者の方の「見つけた」という声にみんなが集まります。

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残念ながらサンショウウオではなく、ヘビトンボの幼虫でした。
2箇所目でやっとサンショウウオを見つけることができました。場所が分かると一箇所で何匹も見つけることができました。

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これはハコネサンショウウオです。
ハコネサンショウウオ類には爪があります。指先に黒く見えるのが爪です。流水域で流されないように爪があるそうです。また、模様の個体変異を多く、背中にまだら模様や線が入ったものがいました。

中の滝まで行く予定でいたが、じっくり時間をかけて観察したので中の滝の手前の開けたところで昼食休憩をとることにしました。

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そこでタゴガエルを見つけました。参加された方の中にカエルを捕まえるのが上手な方がいました。ものずごい速さでカエルを捕まえました。
タゴガエルはのどのところに黒い斑点が密にあり黒っぽく見える特徴があります。後ろ足を掴むようにすればしっかり観察することができます。

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もう一種類カジカガエルを見つけました。
カジカガエルは青くはありませんが、モリアオガエルなどと同じアオガエル科です。タゴガエルと比べると平べったい形をしています。

今回の観察会は、ぐっと気温が下がったこともあり両生類を見つけることが出来るか心配していましたが3種類の両生類を見つけることが出来ました。
吉川氏が見つけた両生類の特徴を説明すると熱心に聞かれていました。
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紅葉が綺麗な時期にサンショウウオやカエルを探すために石をひっくり返したり、足元をじっくりながめたりしながら歩くなんとも季節の風流心に逆らった観察会のようでしたが、休憩中やふと上を見上げた時の紅葉が綺麗でした。
お昼前に強い雨に降られましたが、ほんの短い時間でした。そのあとは青空が見えました。
参加者の皆さんには、水辺の生き物探しと秋の紅葉を楽しんでいただけことと思います。
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posted by ブナ at 16:48| Comment(0) | イベント