2013年05月20日

幻の湿原

只見町には大曽根湿原という町の天然記念物に指定された高層湿原がある。
この他、伊南川、昭和村に接する比較的なだらかな山地に、小規模な湿原が見られるが、そこに至る道がなく、その実態がなかなか明らかにされていない。

昨年から国土地理院の地形図やGoogle Earthで、それらも所在を探り、向谷地については実際に確認することが出来た。そうした中で、布沢の奥に、比較的規模の大きな円形の湿原があることが確認された。

その湿原を探るべく、クマの出没に怯えながら、出かけること2回。やっとその湿原に到達することができた。

maborosi.jpg

何のことはない、森林整備のための作業道までついている。その湿原、直径200mほどの円形のまるで野球のグラウンド。周囲は雪解け水に囲まれ、中にミズゴケ湿地がある。まだ、早春と言うこともあり、冬枯れの状態で、湿原にどの様な植物が存在するのか、確認は取れないが、楽しみである。

今の時期は、周辺の水場にクロサンショウウオの卵塊が多数みられ、サンショウウオの重要な繁殖場所になっていることが確認された。

kurosannsyouuo.jpg

また、オシドリを一つがい見ることも出来た。後で、地元の人に聞くと、この湿地は「大谷地」として知られているとのこと。引き続き、湿原の探索を続けます。
posted by ブナ at 13:28| Comment(4) | できごと
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