2013年02月14日

2月13日にトチ餅作りを行いました!

1月28日のトチの皮むきから、アク抜き、アクを洗い流す作業を行い、2月13日にトチ餅作りと、計4回の講座となりました。
もちつき当日は、町内から10名の参加がありました。

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最初に、木灰と重曹でどの程度灰汁の抜け方が違うのか、5種類の方法でアクを抜いたトチの実をそれぞれ試食してみました。アク抜き直後は、とても苦かった木灰と食べれないことはない重曹で、水にさらした後どの程度違いがあるのか皆でパクリ!すると、木灰でアク抜きを行った方が苦くありませんでした。重曹は、苦みが消えず舌に残るえぐみがなんとも言えません;
※木灰は震災以前のものを使用しています

今回は、苦みの少ない方を使用することにしました。

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あらかじめに水にうるかしておいたもち米を、もちつき機にセットしたあと、トチの実を蒸かしはじめます。只見町では、アク抜きの際に実を煮溶かして作る“トチッコ”と呼ばれるトチの粉を餅に混ぜるやり方がありますが、今回は粒のままアクを抜いたので、トチの実を蒸かして柔らかくしてから潰して餅に混ぜることにしました。

しかしここで思わぬ問題が!なんとトチの実が硬く1時間近く蒸しても柔らかくならなかったのです。
そこで、蒸すから煮るに方法を変更しましたが、30分以上煮ても栗のように柔らかくなりませんでした;
とりあえず火の通ったものを潰して行きましたが、途中でらちがあかなくなり、ミキサーの力を借りました。

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砕いたトチとミキサーでどろどろにしたトチをもちつき機に投入し、ヘラや手で返しながら混ぜていきます。

出来上がった餅は、きな粉とあんこをまぶして、持ち寄られたタクアン等のお漬物と一緒に皆で頂きました!

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みんなで試食してみると…「美味しい!」という声が上がりました!
トチの実が入っているのでいつもより柔らかいお餅に、きな粉とあんこが絡んで、とてもおいしかったです^^ただし、少しアクを抜きすぎたのかトチの風味が後から感じられる程度で、トチの苦味はあまり感じられませんでした。
砕き切れていないトチのかけらも栗が入ってるみたいで、これはこれで豆もちみたいに歯ごたえがあって美味しいという感想が聞かれました。

※トチの実を入れた餅は、冷めても柔らかく中々硬くならないという話を聞きましたが、実際冷蔵庫に入れておいてもカチカチになりませんでした


今回のブナセンター講座は、昔から食べられてきたけれど、手間と時間がかかる為だんだんと各家庭では作られなくなった“トチ餅”を実際に作って試食してみました。
町内でも販売されているトチ餅や、昔は作っていた人の話からすると、今回できたトチ餅は色みや風味が違っていました。ですが、「今回実際に行った方法を参考にまたトチ餅作りをしてみたい!」「売っているのとは色みが違うけど、トチの風味も感じられたし美味しかった」という感想がきかれました。
講座で実際に体験したことをきっかけに、試行錯誤をしながら、またトチ餅作りに挑戦していただければ幸いです!

posted by ブナ at 15:56| Comment(0) | できごと
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