2025年07月03日

只見小学校の総合的な学習の時間を支援ー川の生き物探しと食について

 7月2日、只見小学校の3・4年生の総合的な学習の時間を支援しました。今年度、只見小学校3・4年生は只見町の自然と食について学んでいます。新学期が始まってからブナセンターでは只見町の自然環境と野生動植物、それらと関係する私たちの食、只見町ならではの食文化について座学や実習で支援してきました。

 今回は、川での生き物探しをしつつ、どのような環境に生き物がいるのか、食べられる生き物はいるのかを学ぶ機会としました。石の下や、河岸から川に向かって生えた草木の茂みの下などを手網を使って、ガサゴソして生き物を探します。

 1時間弱ほど探して、淡水魚は、イワナ、ヤマメ、ウグイ、カジカ大卵型、アブラハヤ、アカザ、シマドジョウ、カマツカ類など少なくとも8種を確認できました。このうち絶滅危惧種も少なからず含まれており、シマドジョウは福島県レッドリストの準絶滅危惧、カジカは福島県レッドリストで絶滅危惧IB類、アカザに関しては環境省レッドリストで絶滅危惧U類、福島県レッドリストでは絶滅危惧IA類に選定されています。また、只見町で一般的に食されるのはイワナ、ヤマメ、ウグイ、カジカです。そのほかにもエビ、ヤゴ、カジカガエル(成体、オタマジャクシ)などの生き物も確認できました。(なお、観察後は全ての生き物を川へ戻しました。)

 見つけた生き物たちは、水中に沈んだ浮石の下や草木の茂みの下にいました。こうした生き物たちが隠れられる環境があってこそ、多様な生き物が生息できるのです。そして、私たちは食などを通してそれらの自然の恵みを享受できています。只見町にはまだそのような貴重な環境が残されおり、今後も守っていきたいものです。子どもたちにはこのことも共有させてもらいました。

 小学生の頃からこうした自然体験をできる只見町は本当に恵まれているなぁと改めて実感させていただきました。

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ヤマメ

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アカザ

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左からウグイ、アブラハヤ、シマドジョウ

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カジカ大卵型

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カジカガエル
posted by ブナ at 17:43| 人材育成