ただみ・ブナと川のミュージアムのエントランス脇には池があり、そこには2011年の新潟・福島豪雨で流されてきた流木が展示されています。あれから十数年が経ち、流木は随分と朽ちてきましたが、そこには新たな植物が生育し始めています。
特に、流木の上にびっちりと生え、群落を形成しているのがモウセンゴケという多年生植物です。どこからか種子が飛んできて、発芽・定着したのだろうと思います。この植物は、食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して、この粘液で昆虫を捕獲し、消化・吸収することで養分を摂取するという面白い生態を持っています。日本では北海道から九州まで湿地帯など湿った場所に自生していますが、多くの都道府県で絶滅危惧種になっています。只見では湿った場所には比較的よく目にすることがあります。このモウセンゴケが今、花の盛りを迎えています。昆虫を捕獲して、消化してしまうという驚くべき生態を持つ一方で、白い可愛らしい花を咲かせています。
ミュージアムにご来館の際は、ぜひ見てみてください。
2025年06月28日
モウセンゴケの花が満開
posted by ブナ at 00:00| できごと