2015年12月20日

ブナセンター講座「自然の恵みの活かし方〜今までもユネスコエコパーク登録後も」

12月19日(土)にブナセンター講座を開催しました。

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日本MAB計画委員会委員長の松田裕之氏を講師にお招きしました。日本MAB計画委員会は、ユネスコエコパークへの登録を目指す地方自治体へのアドバイスや登録後の活動の支援を行う専門家集団です。

ユネスコエコパークはユネスコのMAB計画の中で実行されており、始めにユネスコやMAB計画の理念や考え方についてお話しいただきました。ユネスコの事業の核となる理念は「人を育てる」ことにあるそうです。自ら自然を守り、地域の暮らしに生かしていく人を育てることが大切だと松田氏は強調されました。

そして、他国のユネスコエコパークの事例をご紹介いただき、その中から見えてくる只見ユネスコエコパークの特徴をご説明くださいました。まず、組織と管理体制が整っている点、調査研究が実行されている点、ほかに移行地域が緩衝地域に囲まれているという特徴が指摘されました。

ユネスコは、BR(日本国内ではユネスコエコパークとしています)登録地間の交流を重視しています。2013年に只見町において第1回日本ユネスコエコパークネットワーク会合が開かれましたが、このような国内ネットワーク会議を行っている国は日本だけという事です。登録地では、ユネスコエコパークに登録されたことで築かれる登録地間や科学者、企業、都市域とのネットワークや交流を使いこなすことで、地域を活性化することが提言されました。只見町ユネスコエコパークについて改めて考える機会となりました。

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posted by ブナ at 11:47| ブナセンター講座