2018年04月02日

ブナセンター講座「野生動植物を守るために−生物多様性保全の科学と社会学」

いよいよ新年度がスタートしました!「ただみ・ブナと川のミュージアム」は平成21年10月にオープンし、今年9回目の春を迎えることになります。「ふるさと館田子倉」は平成28年11月にオープンしました。まだまだ成長段階のふたつの施設ですが、今年度もますます充実した活動ができるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします!

さて、年度末も押しせまった3月31日にブナセンター講座を開催しましたのでご報告します。

講師は、福島大学共生システム理工学類・教授の黒沢高秀氏です。黒沢氏は植物分類学および生態学を専門とし、特にアジア産トウダイグサ科の分類について研究されています。また、福島県内各地で植物相の調査を行っています。その成果を県内の自然環境の保全活動に活用し、2017年に公表された福島県のレッドリストの改訂にも関わられました。そのほか、地域の人たちに自然について知ってもらう活動にも取り組んでおられます。

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講座は、はじめに生物多様性保全の基礎的な知識についてお話しいただき、続いて自然環境を保全するための基本的な考え方について県内外の具体的な事例を取り上げて解説していただきました。最後に、只見町において、自然環境を保全していくために注意する点などについてまとめてくださいました。

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問題を出して参加者に考えさせるなど、参加者自身が能動的に考えることができるよう工夫してお話をしてくださいました。講座には、26名の方が参加し、自然環境を保全していくための考え方について改めて認識する機会となりました。

posted by ブナ at 10:55| ブナセンター講座