2018年04月30日

要害山にて

町内のブナも開葉して、山にも新緑が広がっています。
斜面に見える若葉色をしているのがブナです。
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先日、南尾根登山口(三石神社近くの登山口)から登り、宮ノ沢登山口(滝神社の後ろ)に下りるルートで要害山を登りました。

登山道沿いにはマルバマンサクの花が盛りを迎えていました。
花はひょろ長い黄色い花弁を持つ変わった形をしています。
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マルバマンサク

尾根には、イワウチワやイワナシなどのかわいらしい花が咲いていました。
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イワウチワ

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イワナシ

また、今年のブナは花をたくさんつけていました。
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ブナは葉と花が冬芽に一緒に入っています。なので、開葉の時期に花を咲かせます。
木の高いところに付いて花もあまり目立たないのでしっかり見ないと見落としてしまします。今回は、雪で枝垂れていたので近くで見ることができました。

今年は雪解けが早く登った時には登山道脇の谷部、宮ノ沢登山口に雪が残る程度でした。連休中の暖かさで雪もすっかり解けているでしょう。

要害山の山開きは5月13日です。山開きの情報は只見町観光まちづくり協会HPに記載されているので、そちらをご確認ください。

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山頂からの眺め

宮ノ沢登山道は勾配が急なので、南尾根登山道をピストンされるのが良いかと思います。
登られる際には、山開き前ですので十分にお気を付けください。
posted by ブナ at 17:19| Comment(0) | 山歩き

2018年04月29日

今年もシードトラップを設置しました。

只見町ブナセンターでは、ただみ観察の森「楢戸のブナ二次林」にシードトラップを設置してブナの豊凶調査を行っています。

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シードトラップの設置作業

ブナの種子生産には周期的な変動があり、たくさん種子を着ける豊作、全く種子を着けない凶作、その中間の並作があります。昨年は回収したトラップ全部足しても種子が数個しかない凶作でした。

福島県が発表している県内のブナの豊凶については中通りが並作、会津が凶作、全体として凶作ということでした。

今年は、多くのブナが花を付けているのを確認できました。
今年のブナは豊作となるのでしょうか。

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posted by ブナ at 12:01| Comment(0) | できごと

2018年04月28日

「只見町の野生動植物を保護する条例」の横断幕を六十里越峠沿いに設置しました。

27日の正午より国道252号線六十里越峠が通行可能になったので、条例を周知する横断幕を設置しました。県境付近の駐車場、アイヨシノ滝付近、展望所、田子倉無料休憩所に設置しています。

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県境付近の駐車場

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田子倉無料休憩所

只見町では、条例によりライトトラップを用いた昆虫採集などの野生動植物を大量に捕獲等する行為は禁止されています。条例へのご理解、ご協力をお願いします。

六十里越峠を通行される際には、片道通行、急カーブ等がありますのでお気を付けください。
posted by ブナ at 10:11| Comment(0) | おしらせ

2018年04月23日

キタコブシやサクラが満開です!


春の暖かな日差しが続き、見る見るうちに雪解けが進んでおり、町内ではいろいろな花が見ごろとなっています。
ブナセンター前の只見川公園の様子です。

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キタコブシ
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サクラ
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シロヤナギ

小さくて見づらいですがシロヤナギの写真にヤマガラが映っています。
カメラを気にも留めず夢中で花をついばんでいました。
ほかにも、ツグミやヒヨドリ、アトリなどたくさんの鳥が花を目当てにやってきていました。
ブナセンター前の池ではヤマアカガエルの卵塊やおたまじゃくしを見つけました。
もう少しで足が生えそうです。
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ほかにも町内を散策するとカタクリやフクジュソウを見かけるようになり、歩くのが楽しい季節になりました。見られなくなってしまう前に春の彩りを楽しみたいと思います。

ブナセンターでは、5月4日(金)、5日(土)に春の自然観察会をおこないます。
詳しくはこちらをご覧ください。→ 春の自然観察会
お申し込みは5月1日(火)まで受け付けております。
ぜひぜひご応募ください!
皆さんのお越しをお待ちしております!
posted by ブナ at 09:43| Comment(0) | できごと

2018年04月15日

ユビソヤナギの野外学習をしました

先日、町内の小学校の5年生を対象にユビソヤナギの野外学習を行いました。

ユビソヤナギは、環境省および福島県のレッドリストで絶滅危惧U類に指定されている種です。「只見町の野生動植物保護条例」に基づく町指定貴重野生動植物にも選定されました。生育地が東北地方の山間部の河川に限定されていることと、河川環境は人為的な改変が著しく生育環境の消失が懸念されることから、保護・保全が必要とされています。只見町と南会津町を流れる伊南川では、およそ40kmに渡って分布しており、ここは日本最大級のユビソヤナギの生育地となっています。

今回は、町内でも比較的観察しやすい「ただみ観察の森」に指定されているユビソヤナギ林で観察会を行いました。まずは堤防の上から、林を観察します。

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その後、河川敷に降りて、間近に樹皮の様子や木の高さ、太さなどを観察しました。今はちょうど花の咲く時期で、地上に落ちた雄花や雌花を手に取って観察することができました。

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この林のユビソヤナギは樹齢が40〜50年と推定され、その頃に一度水があふれて更地に近い状態になったところに種子が落ち、一斉に成長した林と考えられます。

子どもたちは、ユビソヤナギの個体群が維持されるために、このような川の水があふれて新しい地面ができることが必要であることなどしっかりと覚えてくれました。今年1年間を通して、只見町の自然について様々なことを学んでいきます。がんばれ只見っ子!

posted by ブナ at 15:13| できごと