2016年10月10日

今年はクリが豊作!

秋が深まりつつある只見。今朝は11℃まで冷え込んだようです。日中でも上着が必要な季節になりました。

さて、今年はクリが豊作です。また、実も充実しており、ふっくらとした種子がイガからはみ出しています。

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只見町の集落を取り巻く山々は、昔から自然物採取のために利用されてきました。クリは、食料として重要なものであり、たいていの裏山にクリが植えられています。クリの実が実る前に草を刈り、クリを拾いやすくしておきます。

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下の写真は、クリを拾うために使われていた道具です。鎌の先でイガを押し広げて、実を取り出します。柄のところに持ち主だったお嬢さんの名前が書かれており、大事に使っていたことがわかります。

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只見町では、かつて冬場にクリ飯をよく食べていました。これは贅沢ではなく、米を庇う(コメの消費量を抑える)ための工夫です。クリだけでなく、トチの実やダイコン葉を干したものを入れてカテ飯としたそうです。

採ったクリは、虫食いといいものとを分けて、いいものは水に漬けてから、川砂もしくはクリの葉で囲ってイケグリ(活栗)にしたそうです。虫くいのものは、天日乾燥し、ウス・キネでついて粉にしました。

只見町の町中にはクリがあちこちに落ちていて、魅惑的です。公道に落ちているものは大丈夫ですが、所有者のあるクリもあるので、拾う時はご注意を!

posted by ブナ at 13:16| できごと