2016年08月10日

7月31日に昆虫採集と観察会がありました。

前日にブナセンター講座で登壇いただいた槇原寛氏と一緒に只見町の学びの森(梁取のブナ林)で昆虫採集と観察会を行いました。

今回は観察場所の学びの森に事前にバナナトラップ、枝トラップ等を仕掛けました。それらで捕まえた昆虫や歩きながら捕まえた昆虫の説明をしてもらいました。
※今回は、観察会のために特別に昆虫トラップを仕掛けて昆虫を採りました。

160723-161929-IMGP0491_R.JPG
バナナトラップ

160723-161353-IMGP0490_R.JPG
枝トラップ

入口付近に仕掛けていたバナナトラップの中には何もなくなっていました。本来ならバナナの匂いに昆虫が引き寄せられますが、ヤマネが中のバナナを全て食べてしまったようです。
160731-091119-IMGP0552_R.JPG

次にライトトラップを確認しました。
ここでは、ミヤマクワガタ、ビロウドカミキリ、ノコギリカミキリ、ウスバカミキリなどの甲虫が採れました。
160731-092226-IMGP0559_R.JPG

枝トラップを確認します。
枝トラップは木と木の間に紐を張りそこに枝を何本か束ねたトラップです。
枝トラップには枯れ木を食べたり、枝の隙間に隠れたりする昆虫、それを食べにくる昆虫が集まります。ここで今回参加者に渡したたたき網を下にしき、棒でたたいて虫を落として捕まえてもらいました。
160731-095108-IMGP0569_R.JPG

今回の観察会では、カミキリムシ類、クワガタムシなどの甲虫やケシキスイムシ科、ハネカクシ科などの小さい昆虫が取れました。トラップを仕掛けてから当日までの間に雨の日が多かったことで捕れる虫の数は少なかったようです。

160731-113440-IMGP0580_R.JPG
そんな中、ヨコヤマヒゲナガカミキリが捕まえられました。
この昆虫はブナの生木を食べるカミキリムシです。ブナの根元付近で幼虫の期間を過ごしますが、成虫になるとブナの若い枝を食べるために木の上の方に移動するためになかなかお目にかかれない昆虫です。

今回の観察会には9名の方が参加されました。採れた昆虫の数は少なかったですが、トラップに捕まった昆虫の解説を聞いたり、枯れた木や葉の下にたたき網を置いて棒で叩いて昆虫を探してみたりと非常に楽しい観察会となりました。

posted by ブナ at 14:01| Comment(0) | 自然観察会