2020年01月04日

令和2年 年始のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

只見町は冬景色となり、しんしんと雪が降り積もっています。

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只見町ブナセンター付属施設「ただみ・ブナと川のミュージアム」および「ふるさと館田子倉」は本日2020年1月4日(土)より開館しております。

ぜひ冬の只見町を体験しにお越しください。

本年も只見町ブナセンターをどうぞよろしくお願い申し上げます。

posted by ブナ at 11:07| Comment(0) | イベント

2019年12月28日

令和元年の年末

雪の少なかった去年よりもさらに雪の少ない12月でした。
とはいえ今朝はようやく雪国らしい景色となりました。

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ただみ・ブナと川のミュージアムとふるさと館田子倉は明日より年末年始のお休みをいただきます。年明けは、1月4日(土)より開館いたします。企画展示室では「只見の地形と地質」が開催中です。ぜひ、お立ち寄りください。

本年はたくさんの方にご利用いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

posted by ブナ at 10:28| Comment(0) | おしらせ

2019年12月26日

ユネスコエコパーク関連事業 只見こども藝術計画「ブナの森の道具屋さん」展がはじまりました!

 12月16日(木)、「ただみ・ブナと川のミュージアム」の休憩室において「ブナの森の道具屋さん」展が開始しました。
 只見こども藝術計画は、ユネスコエコパークの関連事業として実施され、只見町内の子供たちを対象として、只見町の自然や文化に触れ合い、それらを通した芸術活動(ワークショップ形式)の機会を設けることで、只見町の子どもたちが地域に学び、そして、彼らの未来や才能を拓くことにつながることを目指す活動です。
 ワークショップのテーマは、「ブナの森の道具屋さん」で、只見の子どもたちに只見のブナの森に訪れてもらい、森に潜んでいる生き物たちの暮らしを想像し、その生き物たちが使うかもしれない道具を子どもたちに創作してもらうものです。まさに、自然の恵みを生かして暮らしてきた只見ならではのワークショップです。講師にはアーティストの岩田とも子さん、福島県立博物館専門学芸員の小林めぐみ先生を迎えて実施しています。
 今年度は、朝日振興センターの協力をいただき、朝日地区の放課後こども教室の子どもたちと一緒に10月からワークショップを重ねてきました(これまでの詳しい活動の様子は、只見ユネスコエコパークのホームページからご覧いただけます。http://tadami-br.jp/)。
 「ただみ・ブナと川のミュージアム」の休憩室では、ここまで子どもたちが只見のブナ林で集めた素材を使って創作した「森の生きものが使う道具」や「看板文字」、展示会を知らせるブナの葉を描いた招待状、さらには岩田さんが自然素材で作ったアート作品など展示されています。只見の豊か自然と子どもたちの素敵な創造力のコラボレーションを見にぜひお越しください!展示の見学は無料で、2月24日(月・祝)まで公開されています。

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只見こども藝術計画「ブナの森の道具屋さん」展
■場所:ただみ・ブナと川のミュージアム 休憩室
(〒968-0421 福島県南会津郡只見町大字只見字町下2590番地)
※休憩室利用・本展示の見学の場合は入館料は必要ありません。
■日時:〜2020年2月24日(月・祝) 午前9時〜午後5時
※毎週火曜(祝祭日の場合は翌平日)、年末年始は休館となります。
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posted by ブナ at 10:54| Comment(0) | 展示

2019年12月21日

只見町ブナセンター友の会 企画展を見よう!

只見は12月下旬に入ったというのにほとんど雪がない状況です。
雪堀りをしないでよいのはありがたいのですが、少し不安になるようです。

さて、今日は只見町ブナセンター友の会主催の「企画展を見よう!」というイベントがありました。ブナセンター職員の展示解説とともに企画展をみるもので、会員の知識向上と会員間の交流を目的としています。今回の企画展は「只見の地形と地質」です。

参加者は11人で、非会員の方を誘って来てくださった会員もおり、多くの方に参加いただきました。質問や会員からの補足情報などもたくさんあり、大いに盛り上がりました。ご参加いただき本当にありがとうございました!

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posted by ブナ at 13:57| Comment(0) | できごと

2019年12月16日

只見町ブナセンター講座「小林早乙女踊りの歴史と民俗」

 2019年12月15日(日)に、NPO民俗芸能を継承するふくしまの会 理事長の懸田弘訓氏を講師にお招きし、ブナセンター講座「小林早乙女踊りの歴史と民俗」を実施しました。さらに本講座では、只見町の小林早乙女踊り保存会の皆様に早乙女踊りを実演していただきました。只見町において、早乙女踊りは新年に稲作の所作を真似て踊り、豊作と家内安全を祈る予祝行事であるとされています。


 はじめに、小林早乙女踊り保存会に早乙女踊り・甚句・おけさ・神楽の各踊りや演奏を披露していただきました。早乙女踊りでは、早乙女に扮した3人の男性が、太鼓や笛、唄などの演奏に合わせて、たおやかに扇子で8の字を描くように動きながら踊ります。早乙女が躍るかたわら、舞台の右手では旦那様と奥様役の前で、道化がユーモラスな仕草を繰り返しながら、ご祝儀をいただきます。道化は受け取ったご祝儀を舞台裏にしまうと、扇を早苗に見立てて田植えのしぐさを行い、最後には早乙女達の踊りに合流します。

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▲早乙女踊りの様子

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▲旦那様役からご祝儀を受け取る道化

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▲早乙女と合流して踊る道化

 次に、甚句が行われます。早乙女達は今度は扇子を持たずに素手となり、道化と共に踊ります。両手を下から上に大きく動かす躍動感が特徴です。さらに、おけさが始まると、道化は両手に持った2本のササラを打ち鳴らしながら踊ります。笛や唄の調子も軽やかに弾み、テンポが上がっていく様子がわかります。

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▲甚句中の早乙女と道化

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▲おけさ中の早乙女と道化

 最後に、男性2人が獅子舞に扮して踊る神楽が行われます。獅子舞は地を這うように動いたり、立ち上がって仁王立ちとなったり、あるいは途中から演者が1人で演じるようになるなど、様々な動きを見せます。やがて、演奏が静かになっていくと、それに合わせて獅子舞も動きを止め、眠るような姿勢をとります。すると舞台袖から道化が姿を現し、踊り始めました。楽屋の唄い手も、道化の踊りを見ながら、何度も囃し立てます。道化が眠っている獅子舞にちょっかいを出すようなしぐさを見せ、獅子舞の隣に転がり込むと、獅子舞が突然目を覚まして立ち上がり、道化を追い立てます。道化は獅子舞に背を向けて逃げ回りますが、少しでも立ち止まると、獅子舞が道化に噛みつくような素振りを見せます。ついに、道化が舞台から退場すると、獅子舞は舞台下の観客席に移動し、参加者の頭を噛んでいきました。獅子舞に頭を噛まれると、縁起が良いといわれます。

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▲獅子舞が躍る様子

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▲獅子舞に頭を噛まれる参加者

 小林早乙女踊り保存会の実演が終わると、講師の懸田氏が、早乙女踊りの各所作の解説を交えながら、その歴史と民俗について講演されました。1685年に会津藩が編さんした『風俗帳』にはすでに男性が女装して早乙女となり田植え唄を唄ったという記述があり、さらに1807年の『風俗帳』には唄に加え、「踊(おどり)」があったと記録されています。このことから、懸田氏は、早乙女踊りは今から約200年前の文化年間に会津盆地で生まれ、そこから只見町を含む伊南川流域の各集落に急速に広まったと推測されています。当時の伊南川流域は高冷地という気候条件に加え、川がたびたび氾濫したため、飢饉が頻発していました。そのため、田畑の豊作を祈願することは切実な願いであり、その願いが早乙女踊りの普及につながったと考えられます。

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▲講演中の懸田氏

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▲聴講中の参加者の様子

 会津盆地で発生した早乙女踊りは南会津地方に伝わるほか、県北地域や相馬・双葉地方にも伝播しました。これらの地域と比較すると、只見町を含む南会津地域の早乙女踊りは、振り付けの種類が1種類のみであるため、早乙女踊りの古い姿を表しているとされます。また、実演された「小林甚句」や「小林おけさ」は新潟を経由して伝来したと考えられており、民俗芸能の成立が他地域との関係性に強く影響されることがわかります。このような民俗芸能は人々の生活に密着した信仰であり、なおかつ日々の生活に彩を与えるためのせめてもの楽しみであるとお話しし、懸田氏は講演をまとめました。


 その後、参加者から質問がなされ、懸田氏が丁寧に応答されました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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▲懸田氏に質問する参加者の様子

posted by ブナ at 16:16| Comment(0) | イベント