2019年09月15日

企画展「只見の地形と地層」と関連イベントのおしらせ

10月5日(土)よりただみ・ブナと川のミュージアム2階ギャラリーにおいて、企画展「只見の地形と地質」を開催いたします。

kikaku_geology.jpg

会期:2019年10月5日(土)〜2019年1月6日(月) 

場所:ただみ・ブナと川のミュージアム 2階ギャラリー(福島県南会津郡只見町大字只見町下2590)

さらに、企画展に関連して、10月13日(日)にブナセンター講座「地層からひもとく只見の自然」を、10月14日(月・祝)に自然観察会「只見の地形と地層、植生を観察しよう!」を開催します。

chikei.chishitsu_kouza.jpg

●ブナセンター講座「地層からひもとく只見の自然」

日時:2019年10月13日(日)午後2時30分〜4時30分

場所:ただみ・ブナと川のミュージアム セミナー室

講師:竹谷 陽二郎 氏(元福島県立博物館学芸員・理学博士)

参加費:無料(ブナセンター講座の聴講には入館料が必要です)

只見町史資料集第4集『会津只見の自然』において地形・地質分野を執筆された、元福島県立博物館学芸員の竹谷陽二郎氏を講師にお招きし、只見地域に分布する地層・岩層の特徴や、この地域がどのように形成されたのかなど、只見町史編さん事業当時の調査のことも交えながらお話いただきます。

●自然観察会「只見の地形と地層、植生を観察しよう!」

日時:2019年10月14日(月・祝)午前9時30分〜午後2時00分

集合:ただみ・ブナと川のミュージアム(午前9時30分)

観察地:浅草岳只見沢登山道沿い
※荒天時は中止あるいは時間を短縮することがあります

参加費:高校生以上500円、小中学生400円(保険料を含む)

持ち物:昼食、飲み物、雨具、長靴

定員:30名(要事前申込)

申し込み締切日:10月10日(木)

浅草岳の只見沢周辺は、第三紀の海底火山活動による堆積物の地層に加え、第四紀の陸上火山であった浅草岳の噴出物の地層が広がり、浅草岳の火山地形、雪食地形、渓谷といった地形も観察できます。そして、そうした地形・ 地質の上に成立するブナ林やトチノキ・サワグルミの渓畔林などの植生も観察することができます。秋の只見の森を歩きながら、地形・地質から只見地域の大地の成り立ち、そして、現在の植生との関係を学びます。

お申し込みは只見町ブナセンターまで
電話1(プッシュホン)0241−72−8355

posted by ブナ at 13:59| Comment(0) | イベント

2019年09月08日

10月5日(土)『ただみ観察の森』観察会A「杉沢のユビソヤナギ林」のご案内

只見町ブナセンターでは、10月5日(土)に『ただみ観察の森』観察会「杉沢のユビソヤナギ林―保全の必要性について考える」を開催します。

『ただみ観察の森』は、只見ユネスコエコパーク地域内の自然環境や野生動植物の現状を理解し、身近に触れてもらうことを目的とした場所です。今回の観察地である杉沢の伊南川沿いは、絶滅危惧種であるユビソヤナギの日本最大の自生地であり、観察会を通して、ユビソヤナギの生態や河川環境の保全について考えます。

日時:2019年10月5日(土) 午前10時00分〜12時00分

集合:熊倉集会場(只見町大字熊倉五位田割283、午前10時00分)
観察地:杉沢のユビソヤナギ林

参加費:高校生以200円、小中学生100円(保険料)

持ち物:飲み物、天候により雨具

装備:長靴が好ましい

定員:30名(要事前申込)

※荒天時は中止あるいは時間を短縮することがあります

詳細につきましては、下記のURLより只見町ブナセンターのホームページをご覧ください。
http://www.tadami-buna.jp/event.html

なお、参加するためには、事前申し込みが必要ですのでブナセンター(0241-72-8355)までご連絡ください。

20191005_Sugisawa_kansatsunomori.jpg

posted by ブナ at 13:47| Comment(0) | イベント

2019年09月06日

企画展アーカイブ「ただみの野鳥とその生態」および自然観察会「只見町の秋の鳥〜渡ってくる鳥・去る鳥」のご案内

9月7日(土)よりただみ・ブナと川のミュージアム2階ギャラリーにおいて、企画展アーカイブ「只見の野鳥とその生態」を開催いたします。

本企画展は、2014年度に開催した企画展「季節とともに生きる 只見の野鳥とその生態」のアーカイブ展です。只見町に生息する野鳥を紹介するパネルのほか、剥製標本や写真を展示します。

会期:2019年9月7日(土)〜2019年9月30日(月) 

場所:ただみ・ブナと川のミュージアム 2階ギャラリー(福島県南会津郡只見町大字只見町下2590)

さらに、企画展に関連して、9月28日(土)に秋の野鳥を観察する自然観察会「只見町の秋の鳥〜渡ってくる鳥・去る鳥」を開催します。

日時:2019年9月28日(土)午前9時00分〜12時00分 

集合:ただみ・ブナと川のミュージアム(福島県南会津郡只見町大字只見町下2590、9時00分)

観察地:只見川公園から只見川沿いに只見ダムまで
※荒天時には撮影場所を縮小あるいは、館内でスライドを用いた講演を行います

持ち物:双眼鏡、飲み物、天候により雨具
※双眼鏡をお持ちでない方にはお貸しします

参加費:高校生以上500円、小中学生400円(保険料を含む)

定員:20名(事前予約制)

申込締切:2019年9月26日(木)
※参加者が5名に満たない場合は中止とさせていただきますのでご了承ください

参加申し込み・お問い合わせは、只見町ブナセンターまでお電話にてご連絡ください

電話1(プッシュホン)0241−72−8355 午前9時〜午後5時(火曜休館)

より詳しい内容につきましては、ホームページ(http://www.tadami-buna.jp/event.html#20190907%20yacho_kikakuten)をご確認ください

只見の野鳥とその生態

posted by ブナ at 14:39| Comment(0) | イベント

2019年08月31日

消防訓練!

 2019年8月30日(金)に消防署の方達をお招きして、「ただみブナと川のミュージアム」で消防訓練を行いました。

 ブナセンターのスタッフ達は、消防署の方に助言やアドバイスをいただきながら、館内で火災が発生したときの対処法や実際に消火器を使用しての消火訓練、意識不明者への心肺蘇生法としての胸骨圧迫(心臓マッサージ)・人工呼吸・AED(自動体外式除細動器)の利用法などについて学びました。

 館内で火災が発生した場合は、火元を確認し、消化器で初期消火を試みます。それでも消火できなった際には、事務室に火災の状況を報告し、お客様の避難誘導を行います。火災の通知を受けた事務室では、館内放送で火災が起きたことをお客様にお知らせし、避難用のアナウンスを行います。さらに、消防署などに火災が発生したことを連絡し、火災が起きた住所や状況、出火元、避難者の数などについて報告し、指示を仰ぎます。並行して、館内ではお客様が出火元を通らないように避難するための誘導を行います。あらかじめ手順については確認しておりましたが、実際に各作業を行おうとすると、焦りや緊張で手順を飛ばしてしまったり、確認漏れがあったりすることがわかりました。

 消防署の方からは、火災の連絡は出火を確認した人が携帯電話などで直接消防署に連絡したほうが、火災状況をリアルタイムで報告できるので有効な場合もある、というアドバイスをいただきました。また、ミュージアムの展示物や備品が燃焼すると、有毒性のシアン化合物が煙に含まれる可能性もあるので、お客様の避難時には煙に注意するよう呼びかけることも大切であるとお話しされました。

 実際に消火器を使用しての消火訓練では、まず初めに、消火器を利用する前に大声で「火事です!」と周囲に呼びかけます。次に、@消化器の黄色い安全栓を抜く、Aホースを火元に向ける、Bグリップを握り消火剤を噴射するという三つの動作で消火を行います。消化器の有効射程距離は3m〜5mですので、火元に狙いをつけながら徐々に近づいていき、消火します。

P8300007.JPG
▲消火器で消火訓練をするスタッフ

心肺蘇生の訓練では、胸骨圧迫について学びました。まず、倒れている人などを見つけた場合、はじめに肩をたたきながら意識の有無を確認し、意識がない場合は胸骨圧迫を実施します。胸の間にある胸骨に向かって垂直に腕を伸ばし、5cmほど胸がへこむように圧迫します。1分間に110〜120ほどの早さでリズミカルに圧迫を続けます。実際に行ってみると、成人男性でもかなり大変であることが実感できました。1人で行うには体力的に難しい場合があるので、2〜3人で協力しながら、消防車が到着するまで途切れることなく胸骨圧迫を続ける必要があります。胸骨圧迫を交代するときも、互いに声掛けをし、なるべく中断時間を短くするように、素早く交代するよう注意します。

P8300023.JPG
▲胸骨圧迫の訓練を受けるスタッフ

 人工呼吸は、患者の鼻を指でふさぎながら、顎を上向きにさせて気道を確保し、口がきちんとふさがるようにして1秒ずつ2回、息を吹き込みます。鼻は、鼻穴がふさがるように入口ふきんを指でつまみ、気道を確保する際は患者の負担にならないよう、徐々に上向きの姿勢にしながら、しっかりとひじをついて安定させます。こちらも実際に行ってみると、鼻をふさぐ位置がずれていたり、気道を確保する傾斜があまかったりといったことが原因で、途中で空気が漏れてしまい、適切に肺まで空気を吹き込むことがたいへん難しかったです。人工呼吸は胸骨圧迫を30回行うごとに1回の頻度で行い、人工呼吸がうまくできない場合は、胸骨圧迫を優先します。

P8300046.JPG
▲人工呼吸の訓練を受けるスタッフ

 AEDを利用する際は、まず、AEDを保管してある場所をしっかりと確認し、すぐに取りに行けるようにしておく必要があります。AEDを行う手順は、胸骨圧迫と人工呼吸を行った後となります。意識がない人間の体は冷や汗などで濡れているため、AEDのパッドを患者に貼る前に、付属のタオルなどで右胸と左脇の部分をきちんとふき、その後でふいた場所にパッドを貼ります。AEDが患者の状態をパッドから読み取っている際に周囲の人間が患者の体に触れてしまうと、患者の容体が誤って読み取られてしまう場合があるため、患者にふれないよう周囲に呼びかけます。電気ショックを実施する際も同様です。

P8300053.JPG
▲AEDの訓練を訓練を受けるスタッフ

 以上の心肺蘇生法の手順をまとめると、@患者に意識があるかどうか呼びかける、A意識がない場合は周囲の人々に119番の通報とAEDを持ってきてもらうよう呼びかける、B胸骨圧迫と人工呼吸をAEDが用意できるまで繰り返す、CAEDを患者にとりつけ、電気ショックを実施する、D救急車が到着するまでB〜Cを繰り返す、となります。心肺蘇生は処置が遅れるごとに生存率が下がっていきますので、救急隊が到着するまでにいかに適切な処置が行えるかが重要になります。

 ブナセンターでは、万が一お客様が意識不明の重体となっても、適切な対応ができるよう日頃から救急処置について学んでいきますので、今後ともブナセンターをよろしくお願いいたします。消防訓練についてご指導いただいた消防署の方々にはこの場をかりて、厚く御礼申し上げます。
posted by ブナ at 14:29| Comment(0) | できごと

2019年08月05日

猪又かじ子写真教室を開催しました!

8月4日(日)、猪又かじ子写真教室「十島・塩沢集落で夏の只見を撮る!」を開催しました。只見町は連日の猛暑。この日も朝から快晴に恵まれ、30℃を超す暑さとなりました。

撮影場所は、町の只見川最下流部に位置し、川を挟んで向かい合う十島集落と塩沢集落です。国道252号沿いに位置する河井継之助記念館の駐車場をお借りして集合しました。猪又かじ子さんにご挨拶をいただき出発!

IMG_6178_RR.jpg

自動車で十島橋を渡り、右岸側から蒲生岳や塩沢集落を撮影しました。ゆるくカーブを描く十島橋はよいモチーフです。

IMG_6208_RR.jpg

橋の上から上流を望めば会津のマッターホルンと称される蒲生岳が見え、ゆるやかな流れの川面にシンメトリーの影を落としています。

IMG_6204_RR.jpg

河岸に植えられたアジサイは、写真に季節感を添える重要な存在です。少し屈んで、手前にアジサイを入れ、遠くに塩沢集落を入れて撮ると写真に奥行きがでます。

IMG_6216_RR.jpg

続いて、集落の方が推薦する「十島ビュースポット」へ移動。車を止めた田んぼからは山とスギ林の間に遠く集落が見え、高い所にいることがわかる写真を撮ることができるそうです。

IMG_6225_RR.jpg

小高くなっており見晴らしの良い神社の境内から撮影。境内の中にある小さな祠を上手に写すために、猪又かじ子さんの指導を受け、ちょっと後ろに下がったり、しゃがんでみたりと工夫する参加者。

IMG_6243_RR.jpg

合間には周囲の山並みを眺め、豪雪地帯只見町の特徴的な景観である雪食地形とモザイク植生を観察しました。また、十島集落の歴史やすぐ下流の滝ダム建設時のお話などをしました。

IMG_6248_RR.jpg

午前中の撮影を終え、塩沢集落内にある「そば処 しおざわ庵」に移動し、昼食をとり、午後はこの日撮影した各参加者の写真を猪又かじ子さんに講評していただきました。

IMG_6258_RR.jpg

真夏の本当に暑い一日でしたが、15名の参加者は体調を崩すこともなく、無事に写真教室を終えることができました。猪又かじ子さん、参加者の皆様、本当にありがとうございました!
posted by ブナ at 13:09| Comment(0) | イベント